チャンピオンズリーグ決勝行きを逃した悔しさを語る、アヤックスのハキム・ツィエク [写真]=Getty Images
あと一歩というところで23年ぶりのチャンピオンズリーグ(CL)決勝進出を逃したアヤックスのモロッコ代表MFハキム・ツィエクが、衝撃的な敗戦となったトッテナム戦を振り返った。イギリスメディア『beIN SPORTS』が報じている。
8日に行われたCL準決勝セカンドレグで、アヤックスはホームにトッテナムを迎えた。前半に2点を奪い、1st Legのスコアも合わせると3-0と大きなリードを手にした。だが、後半にトッテナムのブラジル人MFルーカス・モウラがハットトリックを達成。アヤックスは2試合合計スコアでトッテナムと3-3で並んだが、アウェイゴール差により決勝進出を逃した。
35分に2点目を挙げていたツィエクが、その後は決定的なチャンスを決めきれない場面も。試合後にインタビュースペースに現れたツィエクは、言葉を絞り出すように語り出した。
「試合後のロッカールームはとても静かだった。誰も言葉を発さなかったよ。決勝行きの可能性はとても高かった。それだけに残念だよ」
インタビュアーに今シーズンのチームと個人の出来を尋ねられると「今シーズンはアヤックスも僕も素晴らしい出来だったと思う。それだけに、(CLで)あと1試合プレーしたかったよ」と落胆した様子で語った。