リヴァプールのクロップ監督(左)とバルセロナのバルベルデ監督(右)[写真]=Getty Images
7日に行われるチャンピオンズリーグ準決勝セカンドレグの一戦、リヴァプール対バルセロナを目前に控え、両クラブの指揮官がそれぞれ記者会見に臨んだ。7日にスペインメディア『Europa Press』などが報じた。
カンプ・ノウで行われたファーストレグではホームのバルセロナが3-0で先勝。セカンドレグで3点以上を取ることが決勝進出の最低条件となるリヴァプールだが、攻撃の柱であるエジプト代表FWモハメド・サラーとブラジル代表FWロベルト・フィルミーノの欠場が決定という難しい状況に置かれている。
それでも、同クラブのユルゲン・クロップ監督は、「早い時間帯にゴールを決められるかは重要なことだが、守備でも相手のゴールを防がなければいけない。5分もあれば3ゴールは決められる。私たちは95分かそれ以上戦う準備をしている」と、エース2人を欠いたとしても3-0にするのは可能であると強調。勝負の行方を延長戦にもつれ込ませるプランもあることを明かした。
一方、バルセロナのエルネスト・バルベルデ監督は、「サッカーに必然などない。(2シーズン前のベスト16で対戦した)パリ・サンジェルマンとのセカンドレグだって、(ファーストレグで4-0で勝利した)彼らが得点すれば試合は終わりだと言われていたが、私たちは6-1で勝った。リヴァプールは良いチームだから、この試合で何が起きるかは誰も予想できない。ファーストレグの結果が我々の助けになると考えることは間違いだ」と、ファーストレグの結果をもって安易な予想を立てることは無意味だとし、気を引き締めた。
また、同監督は「私たちは情熱を帯びた独特の雰囲気を持つアンフィールドで戦う。しかし、サン・シーロ(インテル)やオールド・トラッフォード(マンチェスター・U)といった大きなスタジアムでも良いパフォーマンスを見せたし、このスタジアムのプレッシャーに対しても上手くやれるはずだ」と敵地の持つ圧倒的な熱量に対抗する自信を窺わせた。
By サッカーキング編集部
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