CLリヴァプール戦欠場が確定したミュラー [写真]=Getty Images
バイエルンのニコ・コヴァチ監督が、ドイツ代表FWトーマス・ミュラーに科されたチャンピオンズリーグ(CL)2試合出場停止処分について言及した。同監督は「大きな悩み」とコメントしたものの、現有戦力への信頼を強調している。
昨年12月12日に行われたCLグループステージ第6節のアヤックス(オランダ)戦に先発出場したミュラーは、相手選手の頭部への“ハイキック”というショッキングなプレーでレッドカードを受けて退場に。UEFA(欧州サッカー連盟)から2試合の出場停止処分を科された。処分に対し、バイエルンは異議申し立てを行ったが、今月4日にUEFAは申し立てを却下。ミュラーへの処分が2試合の出場停止で確定した。
これにより、今月19日と来月13日に行われるリヴァプールとの決勝トーナメント1回戦は、ミュラーを欠いての戦いになることが決まった。コヴァチ監督は処分を免れないことを覚悟していた様子で、代役の活躍に期待を寄せている。
「予想していた。レッドカードは2試合、イエローカード2枚は1試合の出場停止だからね。UEFAはレッドカードの処分を1試合の出場停止に減らしたくなかった。停止期間が伸びなくてよかったよ」
「リヴァプール戦に出られないことはトーマスとチームにとっての大きな悩みだ。だが、彼が出場できなくても他の選手がプレーする。その選手が同じくらい良いパフォーマンスを見せるから、うまくいくよ」
By サッカーキング編集部
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