今季のCL決勝TからVAR導入へ [写真]=NurPhoto via Getty Images
欧州サッカー連盟(UEFA)が、チャンピオンズリーグ(CL)におけるビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)の導入を前倒しし、今大会の決勝トーナメント1回戦から使用する見通しとなった。イギリスメディア『スカイスポーツ』が2日付で伝えている。
UEFAはすでに「2019-20シーズンから」CLでVARを導入することを決定している。ただ、先月27日にCL・グループステージ第5節でマンチェスター・Uとヤング・ボーイズが対戦した際、ベルギー代表MFマルアン・フェライニのハンドが見逃されて得点が認められるなど、議論を呼ぶ判定が散見されることから、VARの早期導入を求める声が相次いでいた。
「スカイスポーツ」の報道によると、こうした現状を受け、UEFAが今大会の決勝トーナメント1回戦からVARを導入することを決断した模様だ。これにより、主審の判定がより正確なものとなることが期待される。なお、同メディアは今回の決定について「UEFAは、世界のフットボールにおいて、レフェリーがより良い判定を下すためにビデオを用いることを一番最後に許可した主要組織になる」と述べた。