2018.09.04

白い巨人に待望の“新エース”が誕生…好プレーの要因はロナウドの移籍?

C・ロナウドを放出したレアル・マドリードは、リーグ開幕からその影響を感じさせない結果を残している [写真]=Getty Images
サッカー総合情報サイト

 9月1日、日本テレビは「サッカーアース」を放送。今月中旬に開幕するチャンピオンズリーグ(CL)から、レアル・マドリードを特集した。

 前人未到の3連覇を達成した白い巨人に暗雲が立ち込めていた。昨シーズン終了後、レアル・マドリードをCL3連覇に導いたジネディーヌ・ジダン監督が退任を発表。さらに、今夏の移籍市場では、エースのクリスティアーノ・ロナウドがユヴェントスへ移籍したのだ。背中に“7”がプリントされた白黒のユニフォームは発売初日に52万枚を売り上げるなど、トリノでは“ロナウドフィーバー”が巻き起こった。一方、2つの大黒柱を失ったレアルは、UEFAスーパーカップでアトレティコ・マドリードに2-4で敗戦。さらに、数々の大型補強が噂されるも、“ロナウドの代役”を獲得するには至らず、市場は幕を閉じた。

マドリードダービーとなったスーパーカップでレアル・マドリードは2-4で敗れた [写真]=Getty Images

 それでも、圧倒的な戦力を武器に欧州王者であり続けたチームには心配無用だった。リーガエスパニョーラ開幕戦、ヘタフェをホームに迎えたレアルは2-0で勝利。第2節では、昨シーズン苦杯を舐めたアウェイのジローナを4-1で一蹴。続く第3節でもレガネス相手に4-1で勝利を収めた。開幕前の不安を払拭するかのように2連勝を飾り、好スタートを切った。そして、その中心には“新エース”の存在があった。

 リーグ開幕2連勝の立役者となったのは、昨シーズンのCLファイナルで歴史に残るオーバーヘッドを決めたギャレス・ベイルだ。2013年にレアルに加入すると“ラ・デシマ”に貢献するなど、ロナウドらとともに一時代を築いてきた。しかし最近では、ケガやスタメン落ちなどの影響で退団の可能性が度々報じられてきた。迎えた今季、開幕戦でアセンシオのクロスにダイレクトで合わせてゴールを奪うと、第2節は1ゴール1アシストを記録。第3節でも先制点を決めて見せた。この活躍について、番組解説を務める都並敏史氏は次のように話す。

「ロナウドがいないし、『俺がやってやる!』という気持ちも見える。戦術的にはロナウドがいると入れなかったコースもあったけど、好きなところでプレーできている。アセンシオもスペースを空けてくれるから、プレーしやすいと思う。前線が活性化して流動性もあるし、ベイルは活躍を見せてくれそうです」

C・ロナウドが移籍したことで、ベイルが本来のパフォーマンスを取り戻した [写真]=Getty Images

 昨シーズンまでのレアル・マドリードは、C・ロナウドが自由に動き回り、パスを呼び込んでゴールを量産していた。これにより、ベイルのプレーエリアは自ずと制限されていた。だが、代わってベイルがその役割を担うことで、プレーエリアが広がり本来のパフォーマンスを取り戻すことができたという。イスコ、アセンシオ、ルカ・モドリッチ、トニ・クロースら世界トップクラスのクラッキたち、互いの長所を引き出しあうことができるカリム・ベンゼマ、最高のお膳立てをしてくれる仲間とともに、ベイルが活躍し続ければ、CL4連覇も夢ではなさそうだ。

 グループGに入ったレアルは、ローマ、CSKAモスクワ、ヴィクトリア・プルゼニと対戦。初戦は9月19日、ホームにローマを迎え撃つ。

 なお、次回の「サッカーアース」は、9月8日(土)25時30分から放送される(関東ローカル)。

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