2018.05.08

ウクライナ首都、CL決勝開催で宿泊費高騰…SNSで寝床提供の動きが拡大

オリンピスキ・スタジアム
今季のCL決勝が開催されるキエフのオリンピスキ・スタジアム [写真]=Getty Images
「フットボール」と「メディア」ふたつの要素を併せ持つプロフェッショナル集団を目指し集まったグループ。

 5月26日に行われるチャンピオンズリーグ(CL)決勝の会場であるオリンピスキ・スタジアムがあるウクライナ首都キエフでは、観戦に訪れるサッカーファンに無料で寝床を提供する動きが一般市民の間で広がっている。7日付のイギリス紙『リヴァプール・エコー』が報じた。

 現在、『Airbnb』や『Booking.com』といった宿泊予約サイトを通じてCL決勝前後にキエフでホテルを予約した場合、およそ2000ポンド(約30万円)にものぼる宿泊代金が必要となる状況が続いている。宿泊費高騰を受けて、27歳のヴィクトル・キリマ―さんが中心となってフェイスブック上で「キエフ無料宿泊」というページが立ち上がった。

 決勝当日にリヴァプールのファン2名を自身の家に招くことがすでに決まっているというキリマ―さんは『リヴァプール・エコー』の取材に対し、「3日前にフェイスブックを見たら、多くのウクライナ人の友人が宿泊予約サイトのスクリーンショットを投稿していました。ひどい条件の宿なのに、キエフにあってその日宿泊可能だというだけで、とんでもない値段が付いていたのです。普段ならホテル全体を何カ月も借りられるような値段でした」と、今回のプロジェクトを開始した動機を説明している。

 キエフの国立大学で職員を務めるキリマ―さんは、今回のCL決勝開催をキエフという街全体が考えるべき問題と考えている様子。「私はサッカーの大ファンというわけではありませんが、CL決勝というのは紛れもなくビッグイベントです。キエフという街にとっても、ただお金を得る機会というだけではなく、高いレベルでのおもてなしをファンに提供する義務が発生すると思います」と話し、最後にこのプロジェクトを行う意義について語った。

「全員にとって良い経験となるはずです。ファンはキエフの一般家庭と共に過ごすことで、キエフについての様々な情報を知ることでしょう。そして彼らは、ウクライナの『文化大使』となってくれるのではないでしょうか」

「それは私たちにとって重要なことです。なぜならウクライナはロシアとの争いに直面し、その中で多くのプロパガンダが流されています。だからこそ一度ここに来てもらって、実際に何が起きているかを見たり、聞いたりしてもらうことで、私たちのことを理解してもらいたいのです」

(記事/Footmedia)

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