2018.04.04

終盤戦ゴール量産のC・ロナウド、2年前のジダン監督説得が要因?

クリスティアーノ・ロナウド
(左)ジダン監督と話し合う(右)C・ロナウド [写真]=Getty Images
「フットボール」と「メディア」ふたつの要素を併せ持つプロフェッショナル集団を目指し集まったグループ。

 レアル・マドリードのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドがシーズン終盤に活躍する背景には、ジネディーヌ・ジダン監督による2年前の説得があるようだ。フランス紙『レキップ』の報道を引用して、スペイン紙『アス』が3日に伝えている。


 同日行われたチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝ファーストレグで、レアル・マドリードはユヴェントスに3-0と快勝。フル出場を果たしたC・ロナウドは、オーバーヘッドゴールを含む2ゴールを挙げて、勝利の立役者となった。

 C・ロナウドは今年2月に33歳の誕生日を迎えたが、そのパフォーマンスに衰えは見られない。今シーズンのCLでは全試合で得点をマーク。さらに最近出場した公式戦12試合のうち11試合で得点を挙げており、そのゴール数は「23」に及ぶ。

 昨シーズンを振り返っても、レアル・マドリードでの公式戦ラスト10試合で16得点をマーク。エースとしての責務を果たし、チームを史上初のCL連覇に導いた。

 尻上がりに調子を上げる要因となっているのが、ジダン監督が採用するローテーションにある。終盤戦にコンディションのピークを持ってこられるよう、指揮官はC・ロナウドに定期的に休養を与えている。ユヴェントス戦の直前に行われたリーガ・エスパニョーラ第30節ラス・パルマス戦でも、同選手は招集メンバー外となった。

 報道によると、ジダン監督はローテーションを採用するにあたって、常にプレーすることを望むC・ロナウドを説得したという。同選手がユーロ2016の決勝戦でひざを負傷して数カ月の離脱を強いられた際に話し合いの場を持ち、同監督は以下のような言葉を投げかけたそうだ。

「もし私の言うとおりにしてくれたら…時には試合に出ず、休むことを受け入れてくれたら…私のことを信頼してくれたら、君のキャリアはまだ数年伸びるだろう」

 ジダン監督の考えを受け入れたC・ロナウドの活躍は周知のとおりだ。今シーズンは序盤戦でなかなかゴールを奪えず、「キャリアの下り坂を迎えた」と指摘する声も少なくなかった。しかし、年明け以降に復調を遂げると、ユヴェントス戦でオーバーヘッドからゴールを奪うなど、20代と変わらぬ輝きを放っている。

 前人未到のCL3連覇を狙うレアル・マドリードにおいて、今もなお“エース”の座に君臨するC・ロナウド。その裏には、ジダン監督の巧みなマネジメントもあったと言えるだろう。

(記事/Footmedia)

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