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BBCへの批判に不満のFWベンゼマ「苦戦すると必ず僕らの責任にされる」

2017.03.10

苦戦の原因がBBCへ向けられることへの不満を述べたFWベンゼマ [写真]=Getty Images

 レアル・マドリードのフランス人FWカリム・ベンゼマが、ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドおよびウェールズ代表FWギャレス・ベイルとの“BBCトリオ”が、不当な評価を受けているとの不満を爆発させた。

 チャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦でナポリを下し、7シーズン連続の準々決勝進出を決めたレアル・マドリード。7日にアウェイで行われたセカンドレグでは、先月15日にホームで行われたファーストレグと同じく3-1で勝利を収めたが、“BBCトリオ”は無得点に終わった。さらに、ゴールを決めたのがスペイン代表DFセルヒオ・ラモス、控えストライカーの同代表FWアルバロ・モラタということもあり、3選手への風当たりは強くなっている。

 だが、ベンゼマはこの風潮に納得していないようで、批判の矛先が自分たちばかりに向けられる現状に苦言を呈した。

「僕らはいつもターゲットにされている。BBCはゴールを決めるだけではない。チームのために必死にプレーしている。それにもかかわらず、苦戦すると必ず3人の責任にされる」

 とはいえ、ベンゼマの主張とは裏腹に、“BBCトリオ”がピッチに並び立つと守備面の綻びが大きくなるのは拭えない事実のようだ。

 実際、レアル・マドリードの今シーズンここまでの公式戦42試合におけるクリーンシートは、“BBCトリオ”が揃ってスタメン出場した11試合では1回も無いのに対し、残りの31試合では9回ある。また、1試合平均失点に目を向けても、前者が1.36であるのに対して後者は1.17と差が出ている。

By WOWOW

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