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レスター、コペンハーゲンとドローでGS突破は持ち越しに…岡崎は途中出場

2016.11.03

コペンハーゲン戦で相手選手と競り合うレスターのヴァーディ(左) [写真]=Leicester City FC via Getty Images

 UEFAチャンピオンズリーグ・グループステージ第4節が2日に行われ、コペンハーゲンと日本代表FW岡崎慎司が所属するレスターが対戦した。

 ここまでグループステージ無傷の3連勝と初出場ながら健闘を見せるレスター。グループステージ突破へ王手をかけており、勝利すれば決勝トーナメント進出が決定する状況だ。一方の2位コペンハーゲンは勝利してグループ首位レスターとの差を縮めたいところ。注目の一戦がコペンハーゲンのホームで開催された。

 レスターは岡崎がベンチスタートなり、MFジェフ・シュルップやFWアーメド・ムサ、ジェイミー・ヴァーディらが起用された。また、DFルイス・エルナンデス、MFダニエル・アマーティがスタメンに名を連ね、DFダニー・シンプソンはベンチで試合開始を迎えることになる。なお、FWイスラム・スリマニはメンバー外となった。

 8分、高い位置でボールをカットしたコペンハーゲンのフェデリコ・サンタンデールがエリア手前まで運び、そのままシュートを狙ったがGKカスパー・シュマイケルにキャッチされた。24分には再びサンタンデールがレスターの最終ラインでパスカットするが、ロベルト・フートのスライディングを受けてシュートには至らなかった。このプレーでフートにはイエローカードが提示されている。得点こそ無いものの、その後もコペンハーゲンがボールをキープして主導権を握る展開が続いた。

 一方のレスターは44分ムサが左サイドからエリア内のヴァーディにボールを渡す。ヴァーディは切り替えして右足でシュートを放ったが、ディフェンスにブロックされた。こぼれ球をエリア外からアマーティが右足でシュートしたが、しっかりとミートできずにGKロビン・オルセンが難なく処理している。

 前半は終始ホームのコペンハーゲンが押し込む流れとなったが、スコアは動かずに試合は0-0でハーフタイムを迎えた。

 コペンハーゲンは51分、左サイドからのクロスが流れたところを、走り込んできたペーター・アンケルセンがミドルシュートしたがディフェンスにブロックされた。攻め手のないレスターは70分、シュルップを下げて岡崎を投入する。

 72分、コペンハーゲンはトーマス・デレイニーがエリア外から強烈な左足のミドルシュートを放つ。ボールはフートの腕に当たったようにも見えたが、主審はこのプレーを流してPKは与えられない。一方のレスターも岡崎がスピードのあるドリブルでエリア内に入っていったが、ディフェンスに倒されてシュートを撃てなかった。

 90分にコペンハーゲンが大きなチャンスを迎えた。アンドレアス・コルネリウスの叩きつけるヘディングシュートをGKシュマイケルが横っ飛びで見事にセーブし、レスターはなんとか失点を免れた。

 そのまま試合は終了し、スコアレスドローで終了した。レスターは勝利すればステージ突破が決まるチャンスだったが、次節以降に持ち越しとなった。次節は22日、レスターがクラブ・ブルージュ、コペンハーゲンがポルトと対戦する。

【スコア】
レスター 0-0 コペンハーゲン

By サッカーキング編集部

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