パリ・サンジェルマンとアーセナルが激突した [写真]=Getty Images
チャンピオンズリーグ・グループステージ第1節が13日に行われ、パリ・サンジェルマンとアーセナルが対戦した。
グループステージ第1節屈指の好カードとなった一戦。ウナイ・エメリ新監督を迎え、チャンピオンズリーグ制覇を目論むパリ・サンジェルマンは、スタメンにウルグアイ代表FWエディンソン・カバーニや、アルゼンチン代表MFアンヘル・ディ・マリアなどが名前を連ねた。対するアーセナルは、ドイツ代表MFメスト・エジルや、チリ代表FWアレクシス・サンチェスを先発起用。敵地での勝利を目指した。
試合開始1分、早くも試合が動く。パリ・サンジェルマンは右サイドを駆け上がったセルジュ・オーリエがクロスを供給すると、エリア内でカバーニがヘディング。するとこのシュートがゴール左隅へ吸い込まれ、ネットを揺らした。
勢いに乗るパリ・サンジェルマンは10分、左サイドをパスワークで崩し、エリア付近でディ・マリアがヒールパス。これを受けたアドリアン・ラビオがエリア内で左足を振りぬくが、シュートはローラン・コシェルニーがブロックした。
しかし33分、パリ・サンジェルマンにチャンスが訪れる。マルコ・ヴェラッティがスルーパスを出すと、これにカバーニが反応。ボールは一度DFにカットされるが、こぼれ球を拾ったカバーニがGKダビド・オスピナをかわし、無人のゴールへシュートを打った。しかしボールはわずかにポスト左へ外れ、追加点を奪うことはできなかった。
1-0のまま後半に突入すると59分、エリア右へ走りこんだオーリエが、ディ・マリアからのパスを胸トラップしシュートまで持ち込んだ。しかしこれはサイドネット。ゴールへは至らない。
続く69分、パリ・サンジェルマンはラビオがピッチ中央をドリブルで持ち運ぶ。この突破はアーセナルの守備陣に防がれるが、ルーズボールに反応したカバーニがコシェルニーをかわしてエリア内へ進入。しかしGKオスピナとの1対1を決めきれず、またもチャンスを生かすことはできなかった。
ほとんどチャンスを作れないアーセナルは78分、エジルが弾道の低いクロスを上げると、エリア内でボールをトラップしたアレックス・イウォビが右足でシュート。これはGKケヴィン・トラップに防がれるが、セカンドボールを拾ったアレクシス・サンチェスが右足を振りぬいた。するとボールはゴール左下へ突き刺さり、アーセナルが同点に追いつく。
その後は両チームともに激しい攻防が続く。後半アディショナルタイムにはオリヴィエ・ジルーとヴェラッティが退場処分となった。しかし得点は生まれず、1-1のドロー決着。パリ・サンジェルマンは再三のチャンスで得点を決められず、ホームでアーセナルと引き分けることとなった。
グループステージ第2節、パリ・サンジェルマンはアウェーでルドゴレツと、アーセナルはホームでバーゼルと対戦する。
【スコア】
パリ・サンジェルマン 1-1 アーセナル
【得点者】
1-0 1分 エディンソン・カバーニ(パリ・サンジェルマン)
1-1 78分 アレクシス・サンチェス(アーセナル)
By サッカーキング編集部
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