アトレティコ戦前の会見に臨んだL・エンリケ監督 [写真]=Getty Images
5日に行われるチャンピオンズリーグ準々決勝ファーストレグで、バルセロナとアトレティコ・マドリードが対戦。リーガ・エスパニョーラで首位を走るバルセロナと、勝ち点差「6」で2位につけるアトレティコ・マドリードがチャンピオンズリーグで激突する。
ホームでのファーストレグを前に、バルセロナのルイス・エンリケ監督が前日会見に臨んだ。『UEFA.com』がコメントを伝えている。
バルセロナは3日前のリーガ・エスパニョーラ第31節でレアル・マドリードに1-2と逆転負けを喫し、公式戦連続無敗記録が「39」で途絶えた。実に40試合ぶりとなる敗戦の影響を問われたL・エンリケ監督は「我々は負けた時の気分を忘れかけていた。この敗戦が、再び勝ち続けるためのモチベーションになってくれれば良いね」と前向きな考えを明かし、「レアル・マドリード戦は開始65分間は良い内容だった。我々もミスを犯したが、相手は質の高いチームだったし、それは当たり前のこと。我々は機械ではないのだからね。パフォーマンスには満足しているよ」と、一定の評価を口にした。
中2日で迎えるホームでのアトレティコ・マドリード戦に向けては「さらに分析を行って、新たな気持ちで対戦する必要があると思う。(相手が)今回は(いつもとは)違うプレーをするかもしれないからね。彼らは明確な哲学を持っている。トップクラスのチームだよ。カウンター攻撃は危険だし、高い位置からプレスを仕掛けてくるね」と、相手への警戒を強調していた。