アーセナルを下して9年連続のCLベスト8進出を果たしたバルセロナ [写真]=Getty Images
現地16日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦セカンドレグ、バルセロナはホームでアーセナルを3-1で下し、ファーストレグとの合計スコアを5-1として準決勝進出を決めた。
この試合、ボールこそ支配しながらも反撃を喰らう場面も目立ったバルセロナ。だが、18分にブラジル代表FWネイマールが先制点を挙げると、1点を返されて迎えた65分にはウルグアイ代表FWルイス・スアレスが2点目、勝ち抜けが確実となった88分にはアルゼンチン代表FWリオネル・メッシが3点目を決め、アウェーでのファーストレグに続きアーセナルに貫録勝ちした。
この結果、9年連続で準々決勝に進出したバルセロナ。試合後の会見に臨んだルイス・エンリケ監督も、大会連覇を目指すチームの継続性に満足感を示した。
「他に達成したチームがあるかどうかは知らないが、唯一無二の記録と言っても良いものだろう。これは我々がいかに良い仕事を続けているかを意味するものであり、全ての“クレ”(バルセロナのファン)を誇り高い気分にさせてくれる」
余裕のベスト8入りに舌も滑らかなエンリケ監督はまた、18日の抽選で決定する準々決勝の対戦相手の希望を聞かれると、冗談を交えながら次のように答えた。
「私が当たりたくないと思う唯一のチームはバルサだ。とはいえ、幸いにも実際に当たることはないようなので、私は落ち着いているよ」
エンリケ監督は一方、この日も3選手がゴールで共演した“MSNトリオ”について、チームメイトとの良好な関係が一層の活躍を生み出しているとの見解を示した。
「我々は幸運にも、自分たちだけで決定機を作り出せるうえに、チームメイトから最高のボールを貰える優れたスリートップを有している。今のバルセロナには、スリートップの中にもチームの中にも選手間に相互の愛情がある」
By WOWOW