UEFAはCLを予定通り開催すると発表した [写真]=Getty Images
UEFA(欧州サッカー連盟)は、チャンピオンズリーグ(CL)とヨーロッパリーグ(EL)を予定通り開催する模様だと、イギリスメディア『BBC』が18日に報じた。
13日、パリの同時多発テロによってヨーロッパで行われる予定だった多くの試合が中止となった。17日には、ドイツのハノーファーで行われる予定だったドイツ代表とオランダ代表の親善試合も、テロの脅威があるとして開始1時間前に中止が決定。同日にベルギーのブリュッセルで行われる予定だったベルギー代表とスペイン代表の親善試合も前日に中止が発表された。さらには、26日に行われるELグループステージ第5節のアンデルレヒト戦で、モナコは安全上の理由のため、ベルギーからやってくるアンデルレヒトファンの入場を禁止としている。
それでもUEFAのスポークスマンは、「ホームクラブや地元当局と密接に結び付き、安全を保障するために全力を注いでいる」と話し、CL、ELの開催に関して前向きな姿勢を示した。
また、欧州主要リーグもいくつかの条件を付けて、開催へと動いているようだ。プレミアリーグは今週末、予定通り開催するが、同時に各クラブとセキュリティの問題について話し合う機会をもつとした。ブンデスリーガも試合に関して予定の変更はなく、花火や爆竹など爆発物の持ち込みはより厳しくチェックされるという。
LFP(スペインプロリーグ機構)のハビエル・テバス会長は、「土曜に行われるクラシコを含めたすべての試合が予定通り開催される」と述べた。