試合後、検討を称え合う、ともに元チェルシーのランパード(右)とアシュリー・コール [写真]=Getty Images
チャンピオンズリーグ・グループステージ第2節が9月30日に行われ、グループEではマンチェスター・Cとローマが対戦した。
第1節ではバイエルンとのアウェーゲームで、終了間際のジェローム・ボアテングの得点で沈んだマンチェスター・C。同じく第1節をホームでCSKAモスクワに5-1と快勝を収めたローマを本拠地シティ・オブ・マンチェスター・スタジアムに向けると、開始4分、右サイドからのクロスを受けようとしたセルヒオ・アグエロがマイコンにペナルティエリア内で引っ張られ、PKを獲得。アグエロが自身できっちり決め、マンチェスター・Cが先制する。
一方のローマも6分、フランチェスコ・トッティの浮き球のスルーパスがペナルティエリア内右に出ると、飛び出したマイコンがシュートしたが、クロスバーを直撃した。迎えた23分、ローマは自陣からセイドゥ・ケイタが縦パスを送ると、ラジャ・ナインゴランがさらにワンタッチで縦にスルーパスを送る。トッティが抜け出すと、飛び出したGKジョー・ハートの体勢を見て、チップキックシュートを決め、同点とする。前半は両者譲らず折り返す。
マンチェスター・Cは後半に入り57分、エディン・ジェコに代えてフランク・ランパードを投入すると、そのランパードがミドルシュートで積極的に狙っていくが、枠を捉えられず。結局後半はともにネットを揺らすことはなく1-1の引き分けに終わった。
マンチェスター・Cは21日に行われる次節、CSKAモスクワとアウェーで、ローマはホームでバイエルンと対戦する。
【スコア】
マンチェスター・C 1-1 ローマ
【得点者】
1-0 4分 セルヒオ・アグエロ(PK)(マンチェスター・C)
1-1 23分 フランチェスコ・トッティ(ローマ)