16季ぶりのCL本戦出場を決めたビルバオのバルベルデ監督 写真=Getty Images Europe
チャンピオンズリーグ本戦出場権を懸けたプレーオフのセカンドレグが27日に行われ、アスレティック・ビルバオとナポリが対戦した。敵地でのファーストレグを1-1の引き分けで終えたアスレティック・ビルバオはナポリに先制点を許したものの、その後3得点と逆転し、本戦出場を決めた。アスレティック・ビルバオを率いるエルネスト・バルベルデ監督の試合後のコメントをスペイン紙『エル・パイス』が伝えている。
16シーズンぶりのCL本戦出場を決めた試合を終えてバルベルデ監督は「今夜は歴史的で、魅惑的な夜だった。昨シーズンはこの(CL本戦出場の)ために頑張ってきた。報われなければ不公平に感じていただろう」と快進撃を続けるチームをねぎらった。
後半立ち上がりにナポリのマレク・ハムシクのゴールで先制点を許した場面について「後半開始直後の失点はアンフェアだった。しかし自分たちのスタイルを崩さずに攻め、同点に追いつくことが出来た。その後は落ち着くことができ、2点目で勢いに乗った。我々はチャンピオンズリーグにおいては新入りで(経験がなく)、それがチームを苦しめた。だがこれでチームに力量があることがわかった」と試合を振り返っている。
本戦に向けて「どのチームと戦うことになるかはわからないが、我々は明日からもここでプレーできる。楽しみながら可能な限り勝ち進みたい」と意気込みを語った。
最後に数々の強豪を沈め、要塞とも呼ばれる本拠地サン・マメスについて「この雰囲気の中、ここでプレーする対戦相手は簡単じゃないだろう」とサポーターの熱気に感謝した。