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本職CBの急造守護神、PKを2本阻止…ルドゴレツがCL本戦出場

 チャンピオンズリーグ本戦出場権を懸けたプレーオフのセカンドレグが27日に行われ、ブルガリアのルドゴレツ・ラズグラドとルーマニアのステアウア・ブカレストが対戦した。

 敵地でのファーストレグを0-1で落としているルドゴレツ・ラズグラドは、ホームでのセカンドレグでもステアウア・ブカレストに攻勢をかけられる。スコアレスで迎えた後半開始早々には、ステアウア・ブカレストのウカシュ・シュカワがFKからヘディングシュート。先制点かと思われたが、ボールはポストを直撃した。

 試合はスコアレスのまま終盤へ。2試合合計スコア0-1で、1点を取らなければ敗退が決まるルドゴレツ・ラズグラドは90分、劇的な形でゴールネットを揺らす。右CKを相手DFにヘディングでクリアされると、ペナルティーエリア手前へ浮いたボールをバンデルソン・ファリアスがダイレクトボレー。右足から放たれたシュートは、ゴールライン上にカバーに入っていた相手DFの頭上を越え、ゴールへ吸い込まれた。

 2試合合計スコアを土壇場でタイに戻したルドゴレツ・ラズグラド。試合は延長戦に突入したが、得点は生まれずに後半終了間際へ。すると119分、ルドゴレツ・ラズグラドのGKブラディスラフ・ストヤノフが、ペナルティーエリアの外で相手選手を倒し、レッドカードで一発退場となる。交代枠を既に使い切っていたルドゴレツ・ラズグラドは、急造GKを据えることとなった。GKを務めたのは、センターバックとして出場していたコスミン・モツィ。身長183cmのモツィは、終了間際の相手の左CKをパンチングで弾き出すなど、冷静な対応を披露し、試合はPK戦へ突入した。

 モツィは先攻の1本目のキッカーも務め、ゴール右隅に成功。ルドゴレツ・ラズグラドは2人目のバンデルソンが失敗したが、モツィは相手2人目のシュートを横っ飛びで弾き出した。以降は両チームの選手とも成功し、PK戦はサドンデスに突入。最後はモツィがコルネル・ラパのシュートコースを読み切って阻止し、6-5でルドゴレツ・ラズグラドが勝利を収めた。

 急造GKながら2本のシュートを止めてPK戦勝利に貢献したモツィは、スタンドのフェンスによじ登って喜びを爆発させた。ルドゴレツ・ラズグラドが激戦を制し、チャンピオンズリーグ本戦出場を決めた。

【スコア】
ルドゴレツ・ラズグラド 1-0(2試合合計1-1、PK:6-5) ステアウア・ブカレスト

【得点者】
1-0 90分 バンデルソン・ファリアス(ルドゴレツ・ラズグラド)

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