一部閉鎖が科されたパリSGのスタジアム、パルク・デ・プランス [写真]=Getty Images
パリSGは、サポーターが相手チームのファンに差別行為を行ったとして、UEFAから制裁が下された。それに対し同クラブは不服申し立てを行うとクラブ公式サイトで発表している。
制裁は、4月2日に行われた2013-14シーズンのチャンピオンズリーグ準々決勝ファーストレグのチェルシー戦で、障害のあるチェルシーファンに対する、パリSGのサポーター数名による差別行為が対象となっている。UEFAはパリSGに対して、次回行われるチャンピオンズリーグのホーム戦において、スタジアムの一部閉鎖を科している。
この制裁に対してパリSGは、以下のように声明を発表した。
「パリSGはこの不公平な決定に対して驚きとショックを受けています。そして制裁に対する不服申し立てを行う最初の手段として、UEFAにこの決定の理由を問いただします」
「パリSGは、スタジアム内外での、あらゆる形の差別行為に反対する姿勢を今一度強調します」
障害をもつファンに対する差別行為でUEFAに処分を科されたチームは、これが初めての例となっている。