敵地でのチェルシー戦に臨むアトレティコのシメオネ監督 [写真]=Getty Images
30日に行われるチャンピオンズリーグ準決勝セカンドレグで、チェルシーとアトレティコ・マドリードが対戦する。
ホームでのファーストレグをスコアレスドローで終えたアトレティコ・マドリード。決勝進出を懸ける敵地の一戦を前に、ディエゴ・シメオネ監督が展望を語った。『UEFA.com』がコメントを伝えている。
シメオネ監督は、「自信はある。これはチャンピオンズリーグの準決勝なんだ。そのこと自体が、大きくモノを言っている。選手たちは気持ちを高ぶらせて、意欲に満ちている。明日は非常に難しい試合で、ハードワークを余儀なくされることを覚悟している。ポジティブな結果を残すには、死力を尽くさなければならないはずだ」と、敵地での大一番を展望した。
そして、「私も1人のサッカーファンだ。チームそれぞれのプレースタイルには敬意を払っている。ある試合で、ある特定の相手と対戦するために、最良の方法を選択する。それもサッカーだ。うまく守ると言っても簡単なことではないから、見事に守りきったチームには賛辞を贈りたい。一方、攻撃もまた簡単なことではない。攻撃が機能したチームの監督には、賛辞を贈るべきだと思う。サッカーは常に進化していて、“ベストな方法”など存在しないのだ」と、話したうえで、「とはいえ、最終的に最も大切なのは、チームが勝利を収めること。どのようにして勝ったのかではない。サッカーに“正解”はない。我々全員が同じようにプレーしていれば、それは非常につまらないものになってしまうだろう。最終ラインに10人、あるいは最前線に10人を並べても構わない。最も重要なのは結果だ」と、コメントした。