ベンチから戦況を見守るジダン氏 [写真]=Getty Images
レアル・マドリードは29日、チャンピオンズリーグ準決勝セカンドレグでバイエルンとアウェーで対戦。4-0と快勝し、2試合合計スコア5-0と上回り、12シーズンぶりの決勝進出を決めた。
クラブOBでコーチを務める元フランス代表MFのジネディーヌ・ジダン氏は、「選手達は素晴らしい試合をしたが、まだより難しい決勝が残っている」と、クラブ公式HPを通じて気を引き締める一言。一方で、「これまで一度もミュンヘンで勝利がなく、実際に常に難しくて今夜もそうだった。みんなを祝福しなければならないね。なぜなら、彼らは素晴らしい試合をしたのだから」と、選手への称賛も忘れなかった。
「ピッチで全力を尽くしたことを考えると、我々が勝ち抜いたのは自然」と誇るジダン氏。自身は前回優勝した2001-2002シーズン決勝で、圧巻のボレーシュートによる決勝ゴールを記録。クラブ9度目の優勝に導いていた。「決勝に進出したが、まだ何も勝ち取ってはいない。今後考えるのは、残りのリーグ戦とデシマ(10度目の優勝)を目指すチャンピオンズリーグ決勝になる」と、節目の優勝に期待を寄せた。