アル・イテハドの新監督に就任したブラン氏 [写真]=Getty Images
サウジ・プロフェッショナルリーグのアル・イテハドは13日、新監督にローラン・ブラン氏が就任することを発表した。
現在58歳のブラン氏は、現役時代に母国フランスのクラブやバルセロナ、インテルなどでプレー。引退後の2007年6月にボルドーの監督に就任して、指導者デビューを果たした。2010年7月からはフランス代表を率いたものの、EURO2012で準々決勝敗退となったことにより辞任。以降はパリ・サンジェルマンとアル・ラーヤンで指揮官を務め、2022年10月にリヨンの監督に就任した。しかし、2023-2024シーズンは開幕4試合で1分3敗の最下位と低迷し、2023年9月に双方合意の下でリヨンとの契約を解除した。
一方のアル・イテハドは、2023-2024シーズンのリーグ戦を5位でフィニッシュ。連覇を期待されて臨んだが、王者の座をアル・ヒラルに奪われており、指揮官を務めていたマルセロ・ガジャルド前監督が解任された。なお、アル・イテハドに所属するFWカリム・ベンゼマは、ブラン氏とフランス代表以来の再会になる。ガジャルド前監督との確執が噂されていたストライカーにとっては大きな後押しとなるだろう。
また、契約期間については明かされていないものの、スペイン紙『マルカ』は2026年までの2年契約であり、1年間の延長オプションが付帯していると報じた。
By サッカーキング編集部
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