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【AFF三菱電機カップ2022】タイ代表が準決勝1stレグで敗戦。支配率70パーセントの猛攻実らず

2023.01.08

[写真]=Getty Images

 東南アジアの王座を争うAFF三菱電機カップの準決勝、マレーシア代表対タイ代表の1stレグがマレーシア・クアラルンプールのブキット・ジャリル国立競技場で行われた。

 最多7度目の優勝を目指すタイ代表はチャナティップ、スパチョークのJリーグ組ら複数の主力選手不在で今大会に臨んだが、地力を見せてグループAを3勝1分けで首位通過。一方のマレーシア代表はグループBで3勝1敗の成績を収め、前々回大会王者のベトナム代表に次ぐ2位で準決勝進出を決めた。

 試合は序盤からアウェイのタイ代表がボールを保持する展開となる。しかし11分、マレーシア代表はDFシャルル・ナジームのフィードを左サイドのルベンティラン・ヴィンガデサンが折り返し、ゴール前に詰めていたファイサル・ハリムが決めて先制。その後もタイ代表が次々とマレーシアゴールに迫る展開となったが、マレーシア代表が1点リードのまま前半を終了した。

 後半に入っても46分にティーラシン・デーンダー(元サンフレッチェ広島、清水エスパルス)のシュートがポストに直撃するなどタイ代表が攻勢をかける。そんななか、マレーシア代表は55分にセットプレーからゴールネットを揺らしたが、ファウルの判定でノーゴール。微妙な判定に救われたタイ代表はその後も猛攻を続けたが、最後まで同点ゴールを奪うことはできなかった。

 両国はカタール・ワールドカップのアジア2次予選でも同グループとなり、その時もマレーシア代表が2戦で2勝を挙げるなど近年はタイ代表に対して相性の良さを見せている。この日もタイ代表がポゼッション率70パーセントと圧倒的に試合を支配しながら、ホームのマレーシア代表がワンチャンスをモノにして大きな勝利を手にする結果となった。

 決勝進出を懸けた準決勝2ndレグは、10日にタイ・バンコク近郊のタマサートスタジアムで行われる。

文=本多辰成

By サッカーキング編集部

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