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【AFF三菱電機カップ】タイ代表がカンボジア代表を撃破し、準決勝へ進出

2023.01.04

[写真]=Getty Images

 東南アジアの王座を争うAFF三菱電機カップ・グループAの最終節が2日に行われ、連覇を目指すタイ代表とカンボジア代表が対戦した。

 最多7度目の優勝を目指すタイ代表はチャナティップ、スパチョークのJリーグ組をはじめとする主力選手不在で今大会に臨んでいるが、ここまで2勝1分けでグループAの首位に立つ。一方、本田圭佑が実質的な監督を務めるカンボジア代表も初戦でフィリピン代表を下すなど、2勝1敗で準決勝進出の可能性を残して最終節を迎えた。

 試合はタイ代表がボールを保持し、カンボジア代表がブロックを組んでカウンターを狙う展開となる。スコアレスのまま迎えた前半アディショナルタイム、タイ代表はササラック・ハイプラコーンが獲得したPKをティーラシン・デーンダー(元サンフレッチェ広島、清水エスパルス)が決めて先制した。

 さらに、後半に入って50分にはサーラット・ユーイェンのスルーパスからスマンヤー・プリサーイが決めてタイ代表が追加点。カンボジア代表も68分に20歳のFWシェン・チャンティアが見事なキックフェイントからのゴールで1点を返したが、90分にティーラシンがこの日2点目となるダメ押しのゴールを決めてタイ代表が3ー1の勝利を収めた。

 同時刻に行われたインドネシア代表とフィリピン代表の一戦は、インドネシア代表が2ー1で勝利。この結果、グループAはタイ代表が1位、インドネシア代表が2位で準決勝進出を決めた。前回優勝のタイ代表、同準優勝インドネシア代表を苦しめるなど健闘したカンボジア代表は、惜しくも初の準決勝進出を果たすことはできなかった。

文=本多辰成

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