[写真]＝Getty Images
2022年シーズンも終盤戦に突入している韓国Kリーグで、Jリーグファンも必見の日本人対決が控えている。
9月7日、蔚山文殊サッカー競技場で行われるKリーグ1（1部）第30節では、蔚山現代と水原三星ブルーウィングスが対戦する。
この試合で注目すべきは、蔚山現代の天野純と水原三星の齋藤学による日本人同士のマッチアップだ。
開幕前に横浜F・マリノスから期限付き移籍で蔚山現代に加入した天野は、攻撃の主軸として24試合8得点1アシストの活躍を見せている。今夏に名古屋グランパスから水原三星に完全移籍した齋藤も、先発と控えを行き来しつつ10試合3アシストと結果を残している。
両チームは齋藤のKリーグ進出後の7月に一度対戦。蔚山現代がホームで2ー1と勝利したこの試合では、齋藤が先発でプレーするも天野が控えで出場なしに終わったため、日本人対決が実現することはなかった。
Kリーグ1ではスプリット方式が採用されており、第1節～第33節までを全12チーム3回総当たりで行ったのち、上位と下位6チームずつを2グループに分け、第34節～第38節を各組1回総当たりで行う。
勝ち点59で首位の蔚山現代はすでに上位グループ進出が確定しているが、水原三星は上位グループ圏内6位の江原FC（勝ち点39）と6ポイント差の9位（勝ち点33）。そのため水原三星の結果次第では、天野と齋藤の対決が今シーズン最初で最後となる可能性がある。
ちなみに、この日は天野と齋藤以外にもう一人の日本人Kリーガーが会場を訪れる。蔚山現代は試合前、2013～2016年にチームに在籍（2014年は大宮アルディージャに期限付き移籍）した元日本代表の増田誓志氏のサイン会を開催することを発表した。蔚山現代で通算98試合7得点4アシストの活躍を披露した増田氏の来訪に、ホームのファン・サポーターはすでに盛り上がりを見せている状態だ。
果たして天野と齋藤がKリーグのピッチ上で相まみえることはあるのか。さまざまな面で見どころの多い蔚山現代と水原三星の一戦は、9月7日19時30分キックオフ予定だ。
文＝ピッチコミュニケーションズ
By サッカーキング編集部
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