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韓国FAカップ2回戦で波乱が続出…Kリーグ2の3チームが姿を消す

[写真]=Getty Images

 韓国FAカップで、セミプロが格上のプロを下すジャイアントキリングが複数の試合で起きた。

 アマチュア最上位のK5リーグ(5部)上位チームからセミプロのK4リーグ(4部)とK3リーグ(3部)、プロのKリーグ2(2部)とKリーグ1(1部)まで、全60チームが優勝を懸けて争う韓国サッカー協会主催のFAカップ。

 王者には来季のAFCチャンピオンズリーグ(ACL)出場権が与えられる同大会は、今季も2月19日の1回戦から大会がスタート。続く2回戦が3月9日に行われ、プロからは2部10チーム、1部1チームが登場したのだが、ここで波乱が続出した。

 下部相手に不覚を取ったのは、日本人選手が在籍する2部の3チーム。MF石田雅俊が所属する大田ハナシチズン、MF西翼が所属するソウルイーランドFC、MF磐瀬剛が所属する安山グリナースだ。

 大田は3部の華城FCと延長戦を含む120分間を0ー0で終えたあと、PK戦で敗北。ソウルイーランドも3部の昌原市庁サッカー団を相手にPK戦で敗れた。

 安山に至っては、さらにカテゴリーの低い4部の平昌ユナイテッドに敗戦。それも、前半に磐瀬のゴールで先制しながら後半に逆転を許し、90分間で決着をつけられるという幕切れだった。

 もっとも、ほかのプロ勢も順調に3回戦進出を決めたわけではない。光州FCとFC安養は1点差の勝利で、富川FC 1995と金浦FCはPK戦の末に勝利。1部で唯一2回戦から登場した金泉尚武も、3部の坡州市民サッカー団相手に2度のリードを許しながら、辛くもPK戦で勝ち上がるという苦戦ぶりだった。

ちなみに、下剋上を果たした下部チームには元Jリーガーの姿も。華城FCでは2017〜2020年にサガン鳥栖に在籍したFWチョ・ドンゴンがキャプテンで出場し、アルビレックス新潟やカターレ富山でプレーしたMFキム・ソンジュは、PK戦の1番手でキックを成功していた。

 2019年シーズンには当時ナショナルリーグ(現・K3リーグ)の大田コレイル(現・大田韓国鉄道)が決勝まで進出し、昨季は全南ドラゴンズが2部チーム史上初の優勝を果たすなど、下部チームの躍進が度々話題に挙がった。

 今季は2回戦にして下剋上が相次いでいるだけに、3回戦以降も予想外の番狂わせが見られるかもしれない。

文=姜 亨起(ピッチコミュニケーションズ)

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