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元ベルギー代表MFデンベレ、2022年限りでの現役引退を発表…トッテナムなどで活躍

2022.02.08

デンベレが今季終了後に引退へ [写真]=Getty Images

 広州シティFC(中国1部)に所属する元ベルギー代表MFムサ・デンベレが8日、2022シーズン終了後に引退することを発表した。

 現在34歳のデンベレはベールスホットの下部組織出身。ヴィレムⅡを経て加入したAZでは2008-09シーズンのエールディヴィジ優勝を達成し、2010夏にフルアムへと完全移籍した。同クラブでも主力としてプレーし、2012年夏にはトッテナムへのステップアップを果たした。

 トッテナムでは抜群のボールキープや恵まれた身体能力を武器に中盤を制圧する“ボックス・トゥ・ボックス”のMFとして活躍し、2019年1月に広州シティへと移籍するまで公式戦通算249試合に出場。2016-17シーズンのプレミアリーグ2位フィニッシュなどに貢献した。

 また、ベルギー代表ではアンダーカテゴリーから存在感を発揮し、2006年に18歳でA代表デビューを飾った。通算82キャップを数え、FIFAワールドカップロシア2018の3位フィニッシュなどに貢献した。

 一時はトッテナムの公式Twitterなどをはじめ、即時にスパイクを脱ぐとの誤解が広まったが、デンベレは自身の公式インスタグラム(mousadembele)で2022シーズンも現役を続行することを明言。「みなさんこんにちは。まず最初に、いただいたメッセージに感謝したい。誤解を解くためにハッキリ言うと、僕はまだやめていないよ。まだ契約は1年残っている。だけど、今季終了後に引退することはみんなに教えることができる。ありがとう」と投稿した。

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