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【ACLグループH展望|チェンライ・ユナイテッド】タイの“2強時代”に終止符を打ったカップ戦強者

[写真]=Getty Images

地の利はないが、ブラジル人FWの出来次第では……

■試合日程(日本時間)
6月25日(金) 25:00 対 全北現代モータース
6月28日(月) 23:00 対 タンピネス・ローバース
7月1日(木) 25:00 対 ガンバ大阪
7月4日(日) 25:00 対 ガンバ大阪
7月7日(水) 25:00 対 全北現代モータース
7月10日(土) 23:00 対 タンピネス・ローバース

 チェンライ・ユナイテッドは、昨年に続いてのAFCチャンピオンズリーグ本戦出場となる。昨季のタイリーグでは連覇を逃して4位(ACL出場権を決める前半戦の順位は3位)に終わったが、オーストラリア勢がACL不参加を表明したことを受けて、大会直前になって2年連続となるストレートインでのグループステージ出場が決まった。

 タイ最北端に位置するチェンライ県を本拠とするチェンライ・ユナイテッドは、2009年に創設されて2011年にトップリーグ昇格を果たした。その後は着実に力をつけ、2019年に悲願のタイリーグ初制覇。約10年間にわたって続いていたブリーラム・ユナイテッドとムアントン・ユナイテッドによる「2強時代」に終止符を打った。リーグ連覇を逃した昨季もタイFA杯を制してタイトルを獲得。同大会はここ4シーズンで3度の優勝とカップ戦での強さも光る。

 昨シーズンのチェンライ・ユナイテッドは、滝雅美監督体制でスタート。序盤戦はACLを挟んだ過密日程もあってやや苦しい時期もあったが、徐々に地力を見せて勝ち点を重ねていった。コロナ禍による長期中断後に指揮官はブラジル人のエメルソン・ペレイラ監督に交代し、最終的には4位でシーズンを終了。ブラジル人FWのビル、タイ代表の主力級であるMFピティワット・スクチタマクン、シワコーン・ティアトラクン、エカニット・パンヤーといった中心選手たちは今季もチームの軸となる。

 チェンライ・ユナイテッドが戦うグループHには、韓国王者の全北現代モータース、ガンバ大阪、タンピネス・ローバースが同居する。タイ勢4クラブ中3クラブは自国タイで集中開催されるグループに入っているが、グループHの開催地はウズベキスタン。チェンライ・ユナイテッドとしては地の利を得ることはできなかった。

 初のACL出場となった昨年はグループ最下位に終わったものの、後半の3試合ではFCソウルを2ー1と下すなど1勝2分けと手応えもつかんだ。昨年の経験を生かして開幕から勝ち点を獲得することができれば、初のグループステージ突破の可能性も見えてくる。

【KEY PLAYER】FW 9 ビル

[写真]=Getty Images


 ブラジル人ストライカーのビルが絶対的なエース。今年37歳を迎えるベテランFWは2018年にラチャブリFCでタイでのキャリアをスタートさせ、そのシーズンの途中にチェンライ・ユナイテッドに移籍。

 3シーズン連続で2ケタ得点をマークしており、昨季はチームの総得点48のうち18得点をたたき出した。昨年のACLでFCソウルを下した一戦でもビルが2ゴールしており、チェンライ・ユナイテッドが勝ち点を重ねるには彼の爆発が欠かせない。

文=本多辰成

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