[写真]=Getty Images
3月15日、韓国サッカー協会は日本代表との国際親善試合に臨む韓国代表のメンバー24人を発表した。この発表にあたり、韓国ではちょっとした珍事が話題となっている。
アーセナル戦での負傷で出場が懸念されるソン・フンミンのほか、ファン・ヒチャンやイ・ガンインら海外組が選出されたなかで、「2人のチョン・ウヨン」がメンバーに名を連ねていたのだ。
1人目は、過去に京都サンガF.C.やジュビロ磐田、ヴィッセル神戸でプレーした“元Jリーガー”のチョン・ウヨンだ。神戸時代には外国籍の選手として初めてキャプテンを務めた31歳のベテランMFは、現在はカタール・スターズリーグのアル・サッドに所属。昨年11月のオーストリア遠征に引き続き、韓国代表に招集されることとなった。
そしてもう一方は、フライブルクに所属する21歳の若手MFチョン・ウヨン。バイエルンの下部組織出身で、2018―19シーズンにはUEFAチャンピオンズリーグのグループステージでトップチームデビューも経験している。これまではU―23韓国代表に招集されていて、A代表選出は今回が初めてだ。
韓国サッカー協会によると、同名選手が同時に招集されるのは23年ぶり2度目とのこと。23年前の1998年1月当時、チャ・ボムグン監督が率いる韓国代表がタイで行われたキングスカップに出場した際、2人の“ソ・ドンウォン”がメンバーに選ばれていたという。
ちなみに2人はハングルでこそ同名だが、31歳のチョン・ウヨンは「鄭又榮」、21歳のチョン・ウヨンは「鄭優営」と漢字名は異なる。韓国では漢字名が登録や公に使われることが少ないので、あまり認知はされていないが……。
いずれにしても国際親善試合としては10年ぶりとなる日韓戦で、2人のチョン・ウヨンが同時にピッチに立つ瞬間は見られるのだろうか。25日に行われる試合では、韓国代表のベンチワークにも注目したい。
文=ピッチコミュニケーションズ