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Kリーグで最も市場価値が高い選手は…?

2020.12.23

[写真]=Getty Images

 2020年シーズン、国内で史上初の2冠(Kリーグ、FAカップ)を達成した全北現代モータースが、選手市場価値の面でも“韓国王者”たる所以を示した。移籍情報サイト『transfermarkt』で12月21日に更新されたKリーグ1の選手市場価値ランキングにおいて、トップ3を全北現代の選手が独占したのだ。

 1位はかつてスウォンジーなどに所属し、プレミアリーグでもプレーしたガンビア代表MFモドゥ・バーロウで160万ユーロ。2位タイにはMFソン・ジュンホとFWグスタヴォが150万ユーロで並んだ。

 夏の移籍市場で全北現代に加入したバーロウは、前回(2020年7月)から市場価値の変動がないながらもトップに立った。今シーズンはKリーグで15試合に出場し、2ゴール4アシストを記録。ACLでは4試合に出場したが、ノーゴール・ノーアシストに終わった。

 2位タイのソン・ジュンホは、前回の110万ユーロから40万ユーロ上昇。グスタヴォは前回120万ユーロから30万ユーロ上昇した。

 トップ10まで視野を広げると、国内屈指の実力者がそろう。

 4位は、今シーズンのKリーグ1ベストイレブンに選ばれたFWセジーニャ(大邱FC)で130万ユーロ。5位はACL最優秀選手のMFユン・ビッカラム(蔚山現代)をはじめ、GKチョ・ヒョヌ(蔚山現代)、MFキム・インソン(蔚山現代)、MFキ・ソンヨン(FCソウル)、MFイ・スンギ(全北現代)、FWスタニスラフ・イリュチェンコ(浦項スティーラース)の6人が120万ユーロで並んだ。

 最も市場価値の上昇幅が大きかったのはDFキム・テファン(水原三星ブルーウィングス)。直近のACLでも注目を集めた弱冠20歳の新鋭は、前回10万ユーロから60万ユーロアップの70万ユーロを記録した。

 ちなみに、MF邦本宣裕(全北現代)は前回から変動なしの85万ユーロで、GKク・ソンユン(大邱FC)やMFオスマル(FCソウル)と並び24位タイ。MF西翼(大邱FC)も同じく変動なしの60万ユーロで、74位にランクインしている。

文=姜 亨起

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