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シェフチェンコ氏、ロシアのウクライナ侵攻を受け…「もうサッカーは私にとって存在しない」

2022.03.04

今年1月までジェノアを率いていたシェフチェンコ氏 [写真]=Getty Images

 かつてミランやチェルシーなどで活躍したアンドリー・シェフチェンコ氏が、自身の母国ウクライナについてコメントした。3日付けでスペイン紙『アス』が報じている。

 ウクライナ代表の歴代最多得点者であり同代表の指揮官も務めたシェフチェンコ氏は、母国がロシアの侵攻を受けている現状について言及。取材に応じた際「もうサッカーは私にとって存在しないも同然だ。どんなスポーツも見ていない。朝起きたら、どうやって国を助けるか、自分に何ができるかを考えている。両親や友人に電話もして、ウクライナで何が起こっているのか、最新の情報を得るようになった。私にとって、今これが集中すべきことなんだ」と悲痛な思いを語った。

 ただ、同氏は先日FIFAとUEFAがロシアのチームを主催大会から追放したことについて「正しい判断を下した。素晴らしい反応だ」と称賛。「難しい決断だとは思わない。ある国を攻撃し、爆弾や兵士を送り込むようになったら、それは本当の戦争になる。戦争が治まらない以上、ロシアの選手をいかなるスポーツイベントに参加させてはいけない。正しい判断だと思う」と自身の見解を示している。

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