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東京NBの日本代表FW遠藤純、アメリカ行きを決断!…注目集める新設クラブへ加入

2021.12.21

アメリカ行きを決めた日本代表FW遠藤純 [写真]=Getty Images

 日テレ・東京ヴェルディベレーザは21日、日本代表FW遠藤純が、2022シーズンからアメリカ女子プロリーグのナショナル・ウィメンズ・サッカー・リーグ(NWSL)に加盟するエンジェル・シティFCへ移籍することを発表した。

 2000年生まれで現在21歳の遠藤は、FIFA女子ワールドカップフランス2019や東京オリンピックなどで日本代表としてプレーしたアタッカー。今季ここまでは東京NBでプレーし、Yogibo WEリーグで8試合に出場している。

 移籍先となるエンジェル・シティFCは、昨年の夏にロサンゼルスを拠点とする新チームとして誕生し、来シーズンからNWSLに加盟する新たなクラブ。ゲーム会社『Ouya』の設立者ジュリー・ウアマン氏が代表を務め、数々のヴェンチャー企業で成功を収めてきたカーラ・ノートマン氏、そして『レオン』や『ブラック・スワン』で知られる俳優兼監督のナタリー・ポートマンと共同でプロジェクトを立ち上げた。

 また、このプロジェクトには『Reddit』の共同設立者であるアレクシス・オハニアン氏やプロテニス選手のセリーナ・ウィリアムズらのほか、元アメリカ女子代表として活躍したアビー・ワンバック氏やミア・ハム氏ら多数の元プロ選手も関わっており、女性が株式の過半数を所有するオーナークラブとしても創設時から大きな注目を集めている。

 移籍が決定した遠藤は、東京NBのクラブ公式サイトで以下のようにコメントを発表している。

「この度、AngelCityに移籍をすることを決断しました。ベレーザでプレーした3年間は、私のサッカー人生の中で大きな財産となりました。永田ヘッドコーチのもとで日々トレーニングをしたことで苦手を得意に変えることができましたし、一つ一つのプレーを追求することで、サッカーがより大好きになりました。素敵なスタッフの皆さんや仲間、サポーターの方々に囲まれた環境でプレーできたことに心から感謝します。
 今回の移籍を決断した理由はいくつかありますが、東京五輪で自分の技術やゴールへの執着心、ハードワーク、フィジカル、全てにおいて世界の選手と比べてかなり劣っているとを痛感しました。だからこそ、今の自分を変えてもっと世界で戦える、もっと応援される選手になりたいと強く思いこの移籍を決めました。
 最後に約3年間、本当にありがとうございました。WEリーグ初年度をベレーザで戦うと決めていながら、このタイミングでチームを離れることを申し訳なく思っていますが、今まで以上に強く、たくましいサッカー選手として、一人の人間として大きく成長する事で恩返ししたい思います。12月25日から始まる皇后杯では、ベレーザに関わるすべての皆さんへの感謝の気持ちを大切にし、チームの勝利に貢献できるようなプレーをしたいと思います。引き続き応援宜しくお願いします」

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