去就が不透明な状態が続く、チェルシーのウィリアン [写真]=Getty Images
チェルシーに所属するブラジル代表MFウィリアンの去就が、引き続き注目を集めている。イギリスメディア『スカイスポーツ』は7月31日、元イングランド代表のデヴィッド・ベッカム氏が共同オーナーを務めていることで知られているインテル・マイアミが獲得レースで優位に立っていると報じた。
現在31歳のウィリアンは、今シーズン限りでチェルシーとの契約が満了となる。ウィリアンは複数年契約を希望しているとされているが、チェルシー側が乗り気でないために契約延長交渉は難航している。
『スカイスポーツ』によると、ウィリアンの希望に沿った条件を提示しているのは、バルセロナとインテル・マイアミだという。同メディアは、バルセロナがウィリアンとの3年間の契約に前向きな姿勢を見せていると報じている。
だが、より好条件のオファーを提示しているのはインテル・マイアミだという。インテル・マイアミは、ウィリアンに3年半のオファーを送っており、交渉で優位に立つ可能性を指摘している。
ウィリアンは、1日にFA杯決勝のアーセナル戦を控えているため、自身の去就についての決断を保留している。そのアーセナルも、ウィリアンの来シーズンの移籍先候補の一つと言われているが……。果たして、ブラジル代表MFは来シーズン、何色のユニフォームに袖を通しているのだろうか。