コンドームの配布を行ったアスプリージャ氏 [写真]=Getty Images
現役時代にパルマやニューカッスルなどで活躍した元コロンビア代表のファウスティーノ・アスプリージャ氏が、新型コロナウイルス感染拡大が続くなかで一風変わった支援を行った模様だ。2日に、イギリス紙『デイリー・メール』が報じている。
現在50歳のアスプリージャ氏は、1992年に加入したパルマで大活躍を見せると、1995年からはニューカッスルでプレー。コロンビア代表でも際立った活躍を見せ、1994年アメリカワールドカップに出場している。
アスプリージャ氏は、新型コロナウイルス感染拡大が続く現状を憂いて、ある支援を行った。それはズバリ、100万個のコンドームの配布。アスプリージャ氏は、2014年から会社を経営し、自身のブランドコンドーム『Tino』を販売している。新型コロナウイルスの影響で、世界中のコンドーム需要の5分の1を供給してきたマレーシアの生産ラインが停止したことを受け、今回のコンドーム提供に至った格好だ。現在、約400万箱ほどの在庫があるという。
現役時代は、類まれな才能を持ちながら数々のトラブルを起こした“南米の黒豹”ことアスプリージャ氏だが、現役引退後も思わぬ形で脚光を浴びることになった。
By サッカーキング編集部
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