トッテナム戦で決勝点を挙げたバロテッリ [写真]=Getty Images
10日に行われたプレミアリーグで、リヴァプールはトッテナムを3-2で破った。ダニエル・スタリッジ、ハリー・ケインというイングランドの未来を担う両エースが注目される中、83分に決勝点を挙げて主役の座をさらったのは“伏兵”マリオ・バロテッリだった。
リヴァプールと契約してから実に170日間、プレー時間にして768分間もの沈黙を破り、自身48本目のシュートで、バロテッリはついにゴールネットを揺らしたのだ。
バロテッリは2-2のスコアで迎えた74分、スタリッジとの交代でピッチに入った。だが、その時点で“ゴールの匂い”をまったく感じられなかったサッカーファンも少なからず存在していた。
英紙『ミラー』は、バロテッリ出場から9分後の初ゴールまでの間に、「もしバロテッリが決勝点を決めたら……」という書き出しで始まるツイッターの書き込みをピックアップ。そこには辛辣なコメントの数々が見られた。
リヴァプールファンと見られるあるユーザーは、「#useless(役立たず)」というハッシュタグを付け、「もしバロテッリが決勝点を決めたら、エヴァートンのシャツを買うよ。そうならないことはわかっているけれどね」と皮肉交じりにツイート。
また、「みんなにピザを奢ってやるよ。本気だぜ」というユーザーや、「リツイートした全員にFUT(FIFAアルティメットチーム)のコインを5000枚プレゼントするよ」というゲーム好きもいた。
さらには、ちょっとエスカレートしすぎた書き込みをした強者たちも現れた。
「オレは自分のウ○コを食べる」
「自分の両目をえぐってやる」
「Hara-Kiri(切腹)するよ」
今季ここまで、ずっとサッカーファンのジョークのネタにされてきたバロテッリだけにこうした声が挙がるのも仕方がないのかもしれないが、大胆極まりない宣言をしてしまったユーザーたちは、“正攻法”で非難に応えた悪童の姿を見て何を思ったのか……。
ちなみに、『ミラー』紙は記事の最後に「彼らは約束を守るべきか?」というWebアンケートを掲載。その答えは「イエス」が40%。そして「当たり前だ」が60%という、やや意地悪なものになっていた。
(記事/Footmedia)