カナダの名門大学でC・ロナウドが研究対象となった [写真]=Getty Images
今月、2年連続3度目のFIFAバロンドールを受賞したクリスティアーノ・ロナウド。もっとも、その直後には、長年連れ添ったロシア人モデルの彼女との破局が公になり、先週末には暴力行為による退場事件で大きな批判を浴びるなど、ジェットコースターのような人生を送るところは、さすがスーパースターと言ったところだろうか。
そんなC・ロナウドについて、カナダの名門ブリティッシュコロンビア大学が、同選手を研究する社会学の講座をスタートすることがわかった。
スペイン紙『ABC』によれば、講座名は「クリスティアーノ・ロナウド ~フットボール界のレジェンドはいかにして誕生したか~」で、教鞭をとるのは、同じポルトガル出身のルイス・アギアール教授。20数名の学生たちが、4月までの10週間にわたってC・ロナウドの人生遍歴を分析し、いちサッカー選手が伝説的なスターとなるまでに至った要因を社会学の観点から考察、研究するという。
具体的には、C・ロナウドの振る舞いが社会全体に与える影響力や、困難を乗り越える姿が青少年にどんな価値を提示するかということについて調べるそうだ。
なお、プロサッカー選手が大学の研究対象となるのは、これが初めてのことではない。2009年には、スペインのナバーラ大学が、元イングランド代表MFデイヴィッド・ベッカムを研究対象とする経済学の講座を設けていた。
ついに学問の世界にまで足を踏み入れることとなったC・ロナウド。果たして、どんな結果が導き出されるのか、サッカーファンでなくとも気になるところだ。
(記事/Footmedia)