2014.10.28

歌手の「ルイス・エンリケ」がクラシコ敗戦でとばっちりを受ける

ルイス・エンリケ
クラシコに敗れたルイス・エンリケ監督には非難が集中したが… [写真]=Getty Images

 今回も世界中の注目が集まったクラシコ。愛憎渦巻く伝統の一戦を制したのはホームのレアル・マドリードだった。

 ネイマールのゴールで先制しながらも、その後の3失点で逆転負けを喫したバルセロナのサポーターはやはり怒り心頭である。批判の矛先は当然のようにルイス・エンリケ監督に向かうわけだが、そこでとんだ“流れ弾”を浴びる羽目になった人物がいたことを、『ムンド・デポルティーボ』紙が報じている。

 その人物とは、ニカラグア出身のサルサ歌手、その名も「ルイス・エンリケ」だ。“サルサの貴公子”と呼ばれ、グラミー賞の受賞歴もある有名な歌手だが、彼はクラシコの後、多くのツイッターユーザーからバルサの指揮官と間違われてしまった。彼のツイッターアカウント(@luisenrique)には次々と“敗軍の将”に向けた侮辱の言葉が書きこまれ、中には「クソッタレ、くたばれ!」といったような劣悪な表現も見られた。

 実際にバルサのルイス・エンリケ監督もアカウント(@luisenrique21)を持っており、フットボールファンが2人を間違えるのは初めてのことではないそうだ。しかし、さすがは“伝統の一戦”クラシコ。かつてないほどのメッセージが届いたことで、歌手のルイス・エンリケも反応せざるを得なかった。

「バルサの監督であるルイス・エンリケ氏に向かってコメントを書きこんでいるフットボールファンのみなさん。残念ながらこれは彼のアカウントではありません。訂正をお願いします」

 その後はバルサのファンから、「バルサと契約してくれませんか? あなたの歌唱力ならダニエウ・アウヴェスのモチベーションを上げられるはずです」といったジョークが寄せられるようになり、本人も「すべての暴言を訴えたら、私は億万長者になれるね!」と冗談めかして書きこむなど、ようやく事態は沈静化したようだ。

 ちなみに、他にもフットボールファンがツイッターで“人違い”をした例は数多い。

 ブラジル・ワールドカップでは、英国人モデルのマルチェロさん(@Marcello)がブラジル代表DFマルセロ(@12MarceloV)と間違えられ、オウンゴールを責め立てられた。また、アルゼンチン在住のディエゴ・スアレスさん(@Suarez)が、“噛みつき”事件を起こしたウルグアイ代表FWルイス・スアレス(@LuisSuarez9)と間違えられ、誹謗中傷されたこともあった。

 また、イングランドではジョゼ・モウリーニョ監督の天敵としてお馴染みのクリス・フォイ主審がプレミアリーグで疑惑のジャッジをするたびに、名前がそっくりな五輪金メダリストの自転車選手、クリス・ホイ氏がツイッターで罵声を浴びることが定番化している。

 名前が同じ、または似ているだけでまったくもって無関係の人々からすれば、こうした中傷は“とばっちり”でしかない。書きこむ側も興奮しているのかもしれないが、エンターキーを押す前に、一度は確認してほしいものだ。

(記事/Footmedia)

欧州リーグ順位表

マンチェスター・U
6pt
ハダースフィールド
6pt
ウェスト・ブロムウィッチ
6pt
欧州順位をもっと見る
ドルトムント
3pt
バイエルン
3pt
シャルケ
3pt
欧州順位をもっと見る
レアル・マドリード
3pt
バルセロナ
3pt
レアル・ソシエダ
3pt
欧州順位をもっと見る
ミラン
3pt
インテル
3pt
ユヴェントス
3pt
欧州順位をもっと見る