バルセロナ、クアドラード獲得資金捻出のためD・アウベス放出を決断か

　バルセロナが、同クラブに所属するブラジル代表ダニエウ・アウベスの放出を検討しているようだ。スペイン紙『マルカ』がカタルーニャの地元紙の記事を伝えた。

　今夏の移籍市場でパリSGへの移籍の噂が浮上していたD・アウベスだが、今夏での退団の可能性を否定し、バルセロナ残留を明言。しかし、カタルーニャの地元紙『Sport』によれば、新シーズンからバルセロナの指揮官を務めるルイス・エンリケ監督が、来年6月末に契約満了を迎える同選手の放出を容認したという。

『Sport』はその背景として、移籍金が手に入る今夏の移籍市場でD・アウベスを手放し、獲得を熱望しているとされるフィオレンティーナのコロンビア代表MFフアン・クアドラードの獲得資金に充てる考えであると主張している。

　クアドラードが所属するフィオレンティーナは先日、同選手の放出には5000万ユーロ（約68億円）の移籍金が必要との姿勢を示している。

（記事／超ワールドサッカー）