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メキシコ代表が牛肉食禁止令…ドーピング対策として指揮官が厳命

2014.05.22

メキシコ代表のエレーラ監督は選手に牛肉禁止令を通達 [写真]=Getty Images

 ワールドカップに臨むメキシコ代表は、牛肉を食べるとを禁止されている。米紙『ニューヨークタイムズ』によると、クレンブテロールという、パフォーマンスを向上させる成分が含まれる肉によって、ドーピングテストでの陽性を避けるのが目的で実施されたというもの。

 クレンブテロールは食肉用の家畜に成長促進作用があり、メキシコでは家畜への違法な使用が問題となっている。

 メキシコ代表は2011年のゴールドカップで、クレンブテロールが残留した肉を食べた5選手がドーピングテストで陽性を示し大会を追放されたことがあったため、ミゲル・エレーラ監督は選手たちに1カ月以上前から牛肉を食べることを禁止することを通達した。

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