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GK普及プロジェクト「ONE1-GK」発足…清水GK権田が発起人に

2021.02.24

[写真]=Getty Images

 24日、日本プロサッカー選手会(JPFA)が、ゴールキーパーというポジションのさらなる普及、理解の促進を目的に、会員である現役GK選手で「ONE1-GK」(ワンゴールキーパー)というプロジェクトを組み、様々な活動をしていくことを発表した。

 今シーズンより清水エスパルスに加入した権田修一選手が旗振り役となり、昨年末から賛同した選手と準備を重ねてきたという。企画の第一弾として、YouTubeチャンネルを開設し、本日24日から配信をスタートする。

 プロジェクト発足にあたり、権田は次のようにコメントしている。

「この度、プロGKたちが一丸となるプロジェクトを発起させていただきました。コロナ禍で試合や練習すらできない環境となったとき、GKをやっている子供たちや、日本のサッカー界のためにできることがないか考えました。僕自身、これからも現役選手としてもっと成長したいですし、いつの日か、日本が世界に誇れるGK大国になることを夢見ています。そのためにこの『ONE1-GK』を立ち上げ、GKの普及、地位向上を目指していきます」

 また、JPFA副会長を務めるサガン鳥栖GK守田達弥もプロジェクトに対する意気込みを語った。

「権田選手から今回の提案をもらったとき、『やりましょう!』と即答しました。GKの普及のためには、土のグラウンドが多いことや指導者不足など、すぐには解決できない課題も多くあります。すでに何度かオンラインで選手同士の意見交換をし、刺激を受けました。これからも僕たちにできることを継続して話し合い、アクションを起こして、GKが魅力的なポジションだということを広く伝えていきたいと考えています」

■プロジェクト概要

【名称】
JPFA 「ONE1-GK」プロジェクト

【名称に込めた想い】
「オンリーワン」「スペシャルワン」のポジションであるGK選手が、クラブを越えて一丸となる。ONEの「O」は「ゼロ」の意味も持たせ、無失点を目指す、輪になる、ことを表現している

【参加者】
JPFA会員であるプロGK選手すべてが参加可能
※イベント内容によっては選手OBの参加も依頼予定

【目的】
・日本においてのGKの普及とポジションに対する理解の促進
・GKの地位向上とブランディング、日本のGK界の底上げ

【今後想定している主な活動】
・YouTubeやSNSにてGK自身によるGKの魅力や情報の発信
・GK同士の情報交換、勉強会、合同トレーニング
・GKをやっている子どもたちや指導者との交流
・オフ期などを活用した全国各地でのGKスクール活動
※イベントはスクールにこだわらず、参加者と選手側の想いが合致するものを行っていく

●YouTubeチャンネル:https://www.youtube.com/channel/UCsvDx368TFym0kmgfLm3JRg
●Twitter:@ONE1GK

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