ピッチ内での輝かしい活躍とピッチ外での奔放なふるまい、相反する一面を持つディエゴ・マラドーナの半生に迫るドキュメンタリー映画『ディエゴ・マラドーナ 二つの顔』の新公開日が2021年4月2日に決定した。新型コロナウィルスの影響により、公開延期となっていたものの、10月30日（金）に本作の主人公であるマラドーナが60歳の誕生日を迎える事を記念して、2021年4月2日（金）より新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ渋谷他にて全国ロードショーすることになった。
以下、リリースを掲載。
監督・製作総指揮を手掛けたのは、『アイルトン・セナ ～音速の彼方へ』で英国アカデミー賞受賞、『AMY エイミー』でアカデミー賞®受賞を果たした、イギリスの俊才アシフ・カパディア。また、製作にジェームズ・ゲイ=リース、編集にクリス・キング、音楽にアントニオ・ピントなど、前作と同じスタッフが集結。さらに、マラドーナ本人の完全な協力を得て、５００時間の貴重な秘蔵映像と共に、栄光と挫折を繰り返す天才の光と影が明かされる。カンヌ国際映画祭オフィシャルセレクション、英国アカデミー賞ノミネート、ロッテントマト８９％大絶賛など、世界中で高く評価された波瀾万丈な人生ドラマが遂に日本公開。
アシフ・カパディア監督から日本のファンに向けてコメント
「こんにちはアシフ・カパディアです。『ディエゴ・マラドーナ 二つの顔』の監督です。ロンドンから皆さんにメッセージをお送りします。『ディエゴ・マラドーナ』は今年日本公開の予定でした。しかし、COVID-19の世界的大流行のせいで公開が遅れてしまいました。劇場公開は来年に延期となっています。マラドーナファンの観客の皆さん、もう少しお待ちください。皆さんが本作を楽しんでくださると、とても嬉しいです。パンデミックは続いていますが、皆さんの無事を願っています。本作の制作では楽しい時間を過ごせました。とても素晴らしい経験でした。ドバイに住むディエゴに何度もインタビューし、10時間近くを共に過ごしました。制作に3年かかりました。80年代、彼のナポリ時代について語っています。この作品が世に出る30年近く前ですね。日本での公開はあと数か月先になりますが、もうすぐディエゴの60歳の誕生日です。彼は信じられないくらい強くスタミナがあり、そして常に戦っています。そして今も現場にいてアルゼンチンで働いています。彼は他の誰もなしえない経験をし、その存在は今も皆の中にあります。皆さんが楽しんでくださいますように。さようなら」
また、10月15日（木）から10月19日（月）までドイツで開催された、世界最大のフットボール映画祭“11mmベルリン国際フットボール映画祭”にて、本作が最高賞となる審査員賞を受賞致しました。
【ストーリー】
1984年、世界的な人気を誇るアルゼンチン出身のサッカー選手ディエゴ・マラドーナは、熱狂的な観客が集うイタリア南部の弱小クラブSSCナポリに移籍する。ピッチでは“神の手”“５人抜き”でメキシコW杯優勝、“クラブ史上初”のセリエA優勝により、スーパースターとして崇め立てられたかと思いきや、プライベートではマフィアとの交際、愛人とのゴシップ、コカインでの逮捕により、トラブルメーカーとして忌み嫌われてしまう。やがて、サッカーを愛するピュアな“ディエゴ”、マスコミを騒がせるダークな“マラドーナ”という、相反する二つの顔が浮かび上がる・・・。
By サッカーキング編集部
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