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日本プロサッカー選手会が「JPFAアワード」の新設を発表! 選手会独自の年間MVPやベスト11などの表彰行う

2023.01.11

JPFA会長の吉田麻也 [写真]=FIFA via Getty Images

 日本プロサッカー選手会(JPFA)が11日、JPFA所属選手の中で活躍した選手を表彰する「JPFAアワード」を新設することを発表した。

 この賞は、JPFAに所属する選手より、J1、J2、J3各リーグの3カテゴリーと、リーグを問わず選出する「JPFA」カテゴリーの合計4つのカテゴリーの「最優秀選手賞」(各1名/合計4名)と「ベストイレブン」(各11名/合計44名)の合計のべ48名を表彰するもの。JPFAは、「より多くの方にプロサッカー選手を知っていただき、シーズン開幕に向けた話題づくりの機会とすることを目的としています」と伝えている。その第1回となる「2022JPFAアワード」の発表は、1月18日に行われる予定となっている。

 また、この賞の新設にあたって、JPFA会長を務めるシャルケの日本代表DF吉田麻也がコメント。全文は以下の通り。

「この度、日本プロサッカー選手会では、選手会独自に年間の最優秀選手賞、ベストイレブンを表彰する「JPFAアワード」を新設することを決定しました。『JPFAアワード』は、所属試合数やカテゴリーに関係なく、選手が選手を選ぶ新しい視点での表彰となります。賞の設立にあたって多大なるご協力をいただいた、日本サッカー協会、Jリーグをはじめとする関係各所の皆さまには、この場を借りて御礼申し上げます。

さて、今年行われたFIFAワールドカップでは、日本中の皆さんに応援いただき、大きな力で後押しをいただいて、優勝経験国のドイツやスペインに勝利し、グループステージを突破することができました。多大な応援をいただいただけでなく、日本代表の活躍を見て勇気をもらった、元気になった、という嬉しい感想をいただき、非常にうれしく思います。

『JPFAアワード』は選手間で投票して受賞者を決定する賞となります。この賞の設立をきっかけに、今まで以上に選手同士で切磋琢磨し、より高いレベルを目指し、これからも、自分たちのプレーで一人でも多くの方に笑顔になっていただき、プロサッカー選手が多くの方々を勇気づけられる存在でありたいと思います。Jリーグは2022 シーズンが終わり、新たなシーズンに向けて準備が進められています。ヨーロッパをはじめとする海外では、リーグ戦が再開し、所属クラブでの戦いがすでに始まっている選手たちもいます。ヨーロッパのシーズンの後半、そして、新たに始まるJリーグのシーズンに、引き続き多くの方にご注目いただき、日本サッカー界全体で、日本のサッカーをますます盛り上げていきましょう」

 また、表彰概要は以下の通りとなっている。

■表彰設立趣旨
プロサッカー選手への興味関心を喚起する話題づくりとして、出場試合数や所属カテゴリーに関係なく、選手が選手を選ぶ新しい視点での表彰とし、より多くの選手に関心の目を向けられる賞とする。

■表彰対象
「JPFA」「J1」「J2」「J3」の4つのカテゴリーから、当該シーズンで最も活躍した選手を最優秀選手賞として、顕著化活躍を見せた11名をベストイレブンとして表彰する。

■選者および受賞対象者
選者および受賞対象者は、当該シーズン終了時(2022年度は11月20日)の JPFA 男子会員全員が対象となる。J1、J2、J3各リーグの各賞は、当該シーズン終了時に所属するリーグの会員が選者となる。 選者、受賞対象者ともに出場試合数、クラブ所属日数等は問わない。

●J1、J2、J3最優秀選手賞・ベストイレブン受賞対象者
各カテゴリーの受賞対象者は、当該シーズンに該当するリーグに所属した全選手が対象となる。

●JPFA カテゴリー 最優秀選手賞・ベストイレブン受賞対象者
最優秀選手賞受賞選手は、JPFA男子会員全員が対象となる。
ベストイレブンの対象者は下記①~⑤の、のべ175名が対象となる
①J1ベストイレブン投票の各ポジション上位15名(合計60名)
②J2ベストイレブン投票の各ポジション上位10名(合計40名)
③J3ベストイレブン投票の各ポジション上位5名(合計20名)
④海外支部所属会員(2022シーズンは29名)
⑤2022シーズン特別ルールとして「FIFAワールドカップカタール2022」招集選手(26名)

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