2018.07.19

スペシャルオリンピックス50周年記念大会シカゴカップ開幕! 日本は初戦、SOイタリアと激突!

スペシャルオリンピックスとは、知的障害のある人たちに様々なスポーツトレーニングとその成果の発表の場である競技会を、年間を通じて提供している国際的なスポーツ組織で世界170カ国以上で活動が行われている。

 7月17日(火)に『2018年スペシャルオリンピックス ユニファイドカップ・シカゴ presented by TOYOTA』が米国シカゴにて開幕した。

 知的障害のある人にスポーツを提供する“スペシャルオリンピックス”の50周年を記念とする本大会は知的障害のある人(アスリート)と知的障害のない人(パートナー)が同じチームで競技を行うユニファイドスポーツの11人制(男子)と7人制(女子)サッカーの国際大会で、5日間にかけて行われる。

 日本からはスペシャルオリンピックス日本(以下、SON)の地区組織であるSON・福島に所属する選手が代表として11人制サッカーに出場する。

 開会式後に行われたグループステージCの第1戦にて、日本選手団はSOイタリア(以下、イタリア)と対戦。初の国際大会ということもあり、試合前の選手は緊張気味で、音楽を聴いて目の前の試合に集中している選手もいた。


 相手のイタリアは日本の選手に比べて、体も大きく背も高い。試合前半はフィジカルの強さに戸惑い、全体的に試合を支配されている時間が多くなった。イタリアの攻撃は、高さを生かしたセンタリングが中心となり、サイドを駆け上がった選手が中央に精度の高いボールをあげ、センターフォワードがヘディングで幾度も日本ゴールに襲い掛かったが、GKの大内選手が好セーブを連発し、DFの日下部選手、鈴木周平選手らも懸命にゴールを守った。

 攻撃は徐々にリズムをつかみ、前線でボールを回す時間も増える。スピードのある谷田部選手と古川選手がサイドからの攻撃を仕掛け、中央からは峰島選手がドリブル突破を試みるなど、いくつかの攻撃パターンで徐々にイタリアゴールに迫る。

 後半の中盤には、黒羽秀選手がセンタリングにヘディングに合わせてゴールに迫るも、イタリアのGK選手にはじかれ、おしくも得点にはならず。その後の両者の息もつかせぬ試合展開に会場の雰囲気は盛り上がりと合わせて若干の緊張感もあった。

 結局、両者ともゴールはなく、引き分けという形で試合は終了し、日本選手団は勝ち点1で初戦を終えた。試合後、選手団に疲れた様子はあったものの、勝ち点1という結果を前向きにとらえており、明日のSOジャマイカ戦に気持ちはすでに切り替わっていた。

 本大会は出場国と各国のプロサッカークラブとがパートナーシップを結び、参加するというルールがあり、日本選手団のパートナークラブは名古屋グランパスに決定し、これまで日本選手団の指導に協力してきた同チームアカデミーダイレクターの山口素弘氏がシカゴまで応援に駆け付けた。

 試合後に選手団と会った山口素弘氏は引き分けという結果をたたえ、「勝ち点1を勝ち取った! グループステージ突破に向けて、明日のジャマイカ戦も頑張ろうと」笑顔で選手たちに声をかけて、チームの士気を鼓舞した。

 タイトなスケジュールに加え、連日の試合となり疲労が心配だが、心身共に最高の準備をして、日本選手団は明日(現地時間7/18)のSOジャマイカ戦に向かう。

取材・文=スペシャルオリンピックス日本 経営企画部 市川聖也
写真提供:スペシャルオリンピックス日本

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