リーグ・アンの第36節が行われ、伊東純也が所属するスタッド・ランスはホームでアンジェと対戦した。
2月末に行われた第25節のトゥールーズ戦以降、ゴールから遠ざかっていた伊東だったが、この試合でも前線の右サイドで先発すると10分に久々のゴールを記録する。右サイドでサイドチェンジのボールを受けるとカットインから左足でゴール右隅にシュートを決め、約3カ月ぶりとなる今季6得点目を記録した。
しかし、後半開始早々にアンジェが右サイドを突破し、シュートの跳ね返りをハリド・シャバノヴィッチが押し込んでアンジェが試合を振り出しに戻す。追いつかれたランスは54分、CKの流れから最後はファーサイドで折り返されたボールをボックス左にいたフォラリン・バログンが右足で突き刺し、エースの2試合連発となる今季20得点目で勝ちこすことに成功した。
バログンのゴールで流れはランスに傾くかと思われたが、60分にクリアボールをゴール正面やや左、ボックスの手前で待ち構えていたヒマド・アブデリが右足を振り抜くと、強烈なボレーシュートがゴール右上に突き刺さり、2-2の同点に。伊東はボックス内からのシュートや深い位置に侵入してからのセンタリングなどで好機を演出するもゴールを破ることはできずに試合は終了。久々のゴールを勝利に結びつけることはできなかった。
ランスは次節、27日に行われるリーグ・アン第37節でリヨンと敵地で対戦する。
【スコア】
ランス 2-2 アンジェ
【得点者】
1-0 10分 伊東純也
1-1 46分 ハリド・シャバノヴィッチ
1-2 54分 フォラリン・バログン
2-2 60分 ヒマド・アブデリ
By サッカーキング編集部
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