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[初対談で誓う2017リベンジ宣言] 高山薫 × 菊地俊介「勝つ喜びを、もう一度。」②

湘南ベルマーレらしさとは何か。「積極的にプレーをすること」だと高山薫は言う。湘南ベルマーレの良さはどこか。「練習でも試合でも常に100パーセントな姿勢を持つこと」だと菊地俊介は言う。悔しさが残る昨シーズンを経て、あらためて想うチームのこと。「今年は1試合1試合が大事になる―」湘南ベルマーレの誇りを胸に、走り続ける2017シーズンが幕を開けた。
インタビュー・文=青柳舞子

Jリーグサッカーキング5月号[湘南ベルマーレ特集]共走-KYOUSOU-

薫くんはベルマーレの象徴(菊地)

俊は何でもできるうまい選手(高山)

少し話題を変えて、お互いのことも教えてください。どんな選手で人柄でしょう。

菊地 薫くんは昨シーズンのデータを見ても分かるようにスプリント数や走力がリーグで常にトップでした。上下動が素晴らしくて、先ほども言いましたが《ベルマーレのサッカーの象徴》的な選手だと思います。人としては……誰にでも優しい。いろいろな人としゃべっているイメージがあって、若い選手とも、前からいた選手ともみんなとしゃべっているイメージがあります。朝からすごく元気ですし。

高山 そう? そうなの?

菊地 うん。一番しゃべっている感じがあります。あまり薫くんの疲れている姿を見たことがないというか、それをみんなに見せていないのかもしれないのですが。弱みを見せないタイプのような感じもします。

高山 俺にも早く言わせてください(笑)。

菊地 もうちょっと待って(笑)。ケガもしないし、体調も崩さない。そういうところもすごいなって思います。

では高山選手、お願いします。

高山 俊は普通にうまい選手。ボランチもシャドーもできる。センターバックをしている場面を実際に見たことはないですが、やっていましたし、何でもできるイメージがあって。加えて今年はシュートの調子も良いので頼りになる存在だなと思います。

菊地 (笑)。

高山 自分の中では(菊地選手が)ボールを奪って(その後に)俊からパスが出てくるイメージがあるんですよね。目が合っていなくてもそれは感じますし。

[写真]=大澤智子

第2節ザスパクサツ群馬戦の3点目のような形ですよね。

高山 あの時もアイコンタクトはしていませんが、走ったら(パスが)来るなと。そしたら俊からいいボールが来て。

菊地 僕も薫くんが走ってくれるだろうなと思って出しました。

高山 こういう形は増やしていきたいね。

菊地 そうですね。増やしたいです。

高山 俊のプレーでのことを言うと14シーズンに見ていた時、縦パスを出すイメージがめっちゃあって。それもボールを奪ってから顔を上げてパスを出すんじゃなく、その前に状況を見ていて出していた。その感覚がすごくて、とてもいいパスをダイレクトで出している時もあったから。

菊地 あぁ(とうなずく)。

高山 最初に(前や周囲を)見ているから(いいパスを)出せるイメージがあるんですよね。それは誰もができるプレーではなく、俊のいいところだと思うので生かしていきたいですね。人としては……うーん。

菊地 ない?(笑)

高山 いやいや、あるよ。イメージと違ってふざけたりする。

菊地 イメージですか……?

高山 俊は、見た目が男らしい感じで、あまりふざけたり笑わないタイプなのかなと思っていたら、同い年のヤツと一緒にいるとすごくふざけたりするし。

菊地 いや、ふざけますよ(笑)。

高山 予想していたよりもポップな性格です。だから絡みやすい。でもそれは俊だけじゃなくて、ベルマーレの選手はそういうタイプが多い気がする。

菊地 ギャップというか、見た目と違うっていうことですよね。

高山 そうそうそう。

菊地 それで言うと薫くんもそうですよ。最初はちょっと怖い人なのかなって思ったら、全然そんなこともなくて、すごく話しやすいですし。でも薫くんは意外と心配性ですよね。

高山 ああ、そうかな。

菊地 実は僕も結構そういうタイプで。意外と心配性なんです(笑)。

[写真]=兼子愼一郎

心配性な一面があるとすると、お互いに相談し合うようなことはありますか?

高山 むしろ逆に、人に相談することがなくなりました。

菊地 僕は隠しちゃうというか、自分の中に溜めちゃうタイプなんですよね。どうしよう、どうしようって。

高山 あぁ、なるほどね。

菊地 例えばプレーの調子が悪い時なんかも、自分の中で抱え込んじゃう状態です。

高山 プレーのことは人に言えないよね。

菊地 言えないです。

高山 逆に(お互いを指し)ここでじゃなく、同じ年の武田(英二郎)とかに相談というか話をしちゃうのかも。武田も俺にだと言えることがあると思うから。そこは俊との関係だと、歳の差が3つあるからね。

菊地 確かに、そうですね。僕も昔、三竿(雄斗/現鹿島アントラーズ)と傷の舐め合いというか、励まし合った過去がありますもん。

高山 (笑)
菊地 (笑)

高山 そういうもんなんだと思うんですよね。ただ、俊に対しては後輩だという意識もあまりなくって。

菊地 薫くんは歳上なので、もちろん気を使う部分はありますけど、確かに先輩後輩という感じとはちょっと違う気がします。

※この対談は3月9日に行われたものです。高山選手は、3月25日に行われた2017明治安田生命J2リーグ第5節・ジェフユナイテッド千葉戦で右ひざ前十字靭帯損傷で全治8カ月と発表されました。高山選手の一日も早いご回復を編集部一同、お祈りしております。

[初対談で誓う2017リベンジ宣言] 高山薫 × 菊地俊介「勝つ喜びを、もう一度。」①
[初対談で誓う2017リベンジ宣言] 高山薫 × 菊地俊介「勝つ喜びを、もう一度。」③

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