ルヴァン杯GS第5節が各地で行われた
2023JリーグYBCルヴァンカップのグループステージ第5節が24日に行われた。
Aグループでは、北海道コンサドーレ札幌が、前節でプライムステージ進出を決めた横浜F・マリノスと対戦。DF松原健のゴールで横浜FMが先制点を奪うも、MFルーカス・フェルナンデスとFWミラン・トゥチッチが立て続けに得点し、札幌が逆転する。その後、76分に途中出場のMF榊原彗悟のゴールで同点とされるも、84分に青木亮太がネットを揺らし、札幌が3－2で打ち合いを制した。ここまで4戦全敗と苦しむジュビロ磐田は、アウェイでサガン鳥栖と対戦。32分にFWファビアン・ゴンザレスの得点で幸先良くリードすると、76分にMF金子翔太が追加点を決め、2－0で磐田が今大会初勝利を挙げている。
Bグループでは、清水エスパルスが湘南ベルマーレと対戦。MF岸本武流とMFベンジャミン・コロリのゴールで前半に2点を先行した清水だったが、64分にFW鈴木章人に1点を返されると、3分後にもMF平岡太陽に得点を許し同点とされる。しかし途中出場のFWチアゴ・サンタナが値千金の勝ち越し弾を奪い、3－2で清水が勝利した。浦和レッズと川崎フロンターレの一戦は、3分に川崎FのFW瀬川祐輔が先制点を奪取するも、後半にFWホセ・カンテの移籍後初ゴールで浦和が追いつき、89分にオウンゴールで勝ち越しに成功。土壇場で逆転した浦和が首位に浮上し、川崎Fは最下位に転落した。
Cグループは、未だに勝ち点0の横浜FCが昨年の王者であるサンフレッチェ広島とホームで激突。29分にユーリ・ララがネットを揺らすと、そのまま守り抜き横浜FCが初勝利を挙げた。すでにグループステージ突破を決めている名古屋グランパスはヴィッセル神戸と対戦。若手を多く起用して臨んだ名古屋だったが、FWリンコンに決勝点を決められ、初の黒星を喫している。
Dグループでは、鹿島アントラーズが柏レイソルとホームで対戦。開始直前にFW知念慶が負傷しキックオフが遅れるアクシデントもあったが、アルトゥール・カイキのゴールが決勝点となり、鹿島が1－0で勝利。グループステージ突破に望みを繋いだ。また、アウェイへ乗り込みアルビレックス新潟と対戦したアビスパ福岡は、4分にFWグスタボ・ネスカウの得点で新潟に先制を許すも、後半戦終盤にFW鶴野怜樹とDF小田逸稀が得点し逆転勝利を飾っている。
Eグループは、FC東京がC大阪と対戦。ここまで4試合で合計2ゴールと得点力不足に苦しむC大阪だが、この日もゴールが遠く無得点。FC東京も最後まで得点は奪えずスコアレスドローとなった。京都サンガF．C．は首位を走るガンバ大阪からFW木下康介のPKによるゴールで19分にリードを奪う。この先制点を守り切った京都はグループリーグ3連勝を達成し、4月19日以来となる7試合ぶりの公式戦勝利を飾っている。
今節の試合結果と順位表、次節の対戦カードは以下の通り。
■GS第4節・試合結果
▼Aグループ
札幌 3－2 横浜FM
鳥栖 0－2 磐田
▼Bグループ
清水 3－2 湘南
浦和 2－1 川崎F
▼Cグループ
横浜FC 1－0 広島
名古屋 0－1 神戸
▼Dグループ
鹿島 1－0 柏
新潟 1－2 福岡
▼Eグループ
FC東京 0－0 C大阪
G大阪 0－1 京都
■GS順位表
※（）内は勝ち点／得失点差
▼Aグループ
1位 横浜FM（12／+4）
2位 札幌（10／+4）
3位 鳥栖（4／−6）
4位 磐田（3／−2）
▼Bグループ
1位 浦和（7／+1）
2位 清水（7／−7）
3位 湘南（6／＋2）
4位 川崎F（5／＋4）
▼Cグループ
1位 名古屋（12／+5）
2位 広島（9／+6）
3位 神戸（6／−6）
4位 横浜FC（3／−5）
▼Dグループ
1位 福岡（10／+2）
2位 鹿島（7／0）
3位 新潟（6／0）
4位 柏（5／−2）
▼Eグループ
1位 京都（9／0）
2位 FC東京（7／+2）
3位 G大阪（7／＋3）
4位 C大阪（5／−5）
■GS第5節・対戦カード
※全試合6/18（日）に開催
▼Aグループ
18:00 札幌 vs 磐田
18:00 横浜FM vs 鳥栖
▼Bグループ
18:00 湘南 vs 川崎F
18:00 清水 vs 浦和
▼Cグループ
18:00 名古屋 vs 広島
18:00 神戸 vs 横浜FC
▼Dグループ
18:00 鹿島 vs 新潟
18:00 柏 vs 福岡
▼Eグループ
18:00 京都 vs FC東京
18:00 C大阪 vs G大阪
By サッカーキング編集部
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