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3年連続の決勝進出を目指すG大阪、第1戦はホームで横浜FMとスコアレス/ルヴァン杯準決勝

2016.10.05

G大阪と横浜FMの第1戦はスコアレスドローに終わった ©J.LEAGUE PHOTOS

 2016JリーグYBCルヴァンカップ準決勝第1戦が5日に行われ、ガンバ大阪横浜F・マリノスが対戦した。

 3年連続の決勝進出を目指すG大阪は、準々決勝でサンフレッチェ広島を破ってベスト4入りを果たした。ただ、直近のJリーグでは浦和レッズに0-4の完敗を喫しただけに、チーム状態が心配される。一方、2001年以来の大会制覇を狙う横浜FMは、大宮アルディージャを下して準決勝に進出した。両チームともに代表戦で主力選手を欠いており、G大阪はGK東口順昭とDFオ・ジェソク、横浜FMはFW齋藤学が欠場した。

 試合開始早々に決定機を迎えたのは横浜FM。8分、相手エリア手前で金正也の不用意なバックパスをマルティノスがカットする。そのままGKと一対一となったが、シュートは惜しくも左ポストをかすめて外れてしまった。

 G大阪は15分、右サイドでFKのチャンスを迎える。キッカーの藤本淳吾がクロスを入れると、パトリックが頭で合わせてゴールネットを揺らしたが、直前にファウルがあったとして得点は認められなかった。続く24分、右サイドをドリブルで突破した倉田秋が中央に切り込んで左足シュートを狙った。しかし、ここは惜しくも枠の左へ外れ、先制点とはならない。

 すると、この場面で横浜FMにアクシデントが発生する。味方の小林祐三と接触した栗原勇蔵が負傷し、29分にパク・ジョンスと交代した。さらにG大阪のチャンスが続く。31分、左サイドの藤春廣輝がアーリークロスを入れると、ファーサイドのパトリックが頭で落とし、倉田がボレーシュートで狙った。ボールは枠の右を捉えたが、GK榎本哲也がファインセーブでしのぎ、得点を与えない。このまま0-0でハーフタイムを迎えた。

 後半立ち上がりもG大阪の攻撃が続く。48分、右CKのチャンスを得ると、藤本のクロスから丹羽大輝がヘディングシュート。しかし、ここもGK榎本が横っ飛びで阻んで難を逃れた。G大阪は56分に藤本、61分にパトリックを下げ、呉屋大翔とアデミウソンを投入した。

 横浜FMは63分、右サイドでボールを持った前田直輝が中央へカットイン。左足でカーブをかけたミドルシュートを狙ったが、ここは惜しくも枠の上に外れてしまう。このまま最後まで両チームともに得点することができず、0-0のスコアレスドローに終わった。

 第2戦は9日に横浜FMのホームで開催される。

【スコア】
ガンバ大阪 0-0 横浜F・マリノス

By サッカーキング編集部

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