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浦和が前半の3得点で快勝! マイ仙台は初の複数失点でWEリーグ初黒星

2021.11.13

WEリーグ第9節で浦和とマイ仙台が対戦した [写真]=Getty Images

 13日にYogibo WEリーグ第9節が行われ、三菱重工浦和レッズレディースとマイナビ仙台レディースが対戦した。

 前節INAC神戸レオネッサに敗れた浦和は、ここまで7試合を消化し勝ち点12で4位につける。一方のマイ仙台は、前節日テレ・東京ヴェルディベレーザを下し2連勝を飾ると共に、今シーズンの無敗も維持。失点がわずか「1」と持ち前の堅守で現在2位につけるマイ仙台が、『埼玉スタジアム2002』に乗り込んだ。

 試合は序盤から動きを見せる。3分、敵陣中央右サイドでボールをキープしたFW島田芽依が、中央へ走り込むMF塩越柚歩へパス。敵陣ペナルティエリア中央でボールを受けた塩越は相手DFに囲まれる中ヒールでボールを後方へ落とすと、走り込んだDF清家貴子が左足のシュートでゴールネットを揺らした。浦和が先制に成功する。

 ペースを掴んだ浦和はその後も攻勢を強め、17分に追加点を記録した。敵陣中央で獲得したFKから、MF猶本光が右足で敵陣ペナルティエリアへ浮き球のパスを送る。このボールにDF南萌華と競り合ったマイ仙台のDFがクリアを試みたが、弧を描いたボールはゴールへと吸い込まれた。オウンゴールによって浦和がリードを2点に広げる。

 勢いに乗る浦和は、前半終了間際にも追加点を挙げる。41分、敵陣深く左サイドから塩越が左足で浮き球のクロスを送る。このボールはマイ仙台のDFに防がれるが、ゴール前のこぼれ球をMF安藤梢が右足ダイレクトでミドルシュート。これが右のサイドネットへと突き刺さり、スコアは3-0となった。

 しかし、その直後にマイ仙台も反撃。敵陣の高い位置から相手にプレッシャーをかけると、浦和のGK池田咲紀子をFW宮澤ひなたがペナルティエリア左でカット。宮澤はすかさず中央へパスを送り、中央で待っていたFW白木星がダイレクトでボールをゴールへと流し込んだ。前半は3-1のスコアで45分間を終える。

 迎えた後半は2点をリードするホームの浦和が優勢。敵陣内でボールを保持し、マイ仙台を押し込んでいく。

 対するマイ仙台もカウンターを中心に浦和のゴールを目指すが、なかなか得点できない時間が続く。79分には白木がゴールネットを揺らすが、これはオフサイドの判定で得点が認められなかった。

 結局後半はスコアが動くことなく、3-1のまま試合は終了。浦和はホームでの上位対決を制し、一方のマイ仙台は今シーズン初の複数失点でWEリーグ初黒星を喫した。

【スコア】
三菱重工浦和レッズレディース 3-1 マイナビ仙台レディース

【得点者】
1-0 3分 清家貴子(浦和)
2-0 17分 オウンゴール(浦和)
3-0 41分 安藤梢(浦和)
3-1 42分 白木星(マイ仙台)

By サッカーキング編集部

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