日本代表は28日、キリンチャレンジカップ2023でコロンビア代表と対戦し、1-2で敗戦。試合後、日本代表MF鎌田大地(フランクフルト/ドイツ)が、ボランチの一角として先発出場した一戦を振り返った。
第2次森保ジャパンの船出となった今回のキリンチャレンジカップ。代表チームとして様々なトライを行っている中で、今回のコロンビア代表戦では鎌田とMF守田英正のボランチという新たな組み合わせをテストした。所属クラブではボランチとしてプレーすることも多い鎌田だが、フランクフルトは主に3バックということもあり、「4バックのボランチをやって、自分に対しての発見もあった」と、新たに見えてきたものもあったという。
また、コロンビア戦では方向でパスを回す時間が長く、シュートもわずか5本という結果に。鎌田は「自分たちがどこでボールを保持したいかが大事だと思うし、今は低い位置(DFライン)でボールを保持していることが多くて、相手にとってあまり怖さがない。前につける選択肢がある時は前につけるべきだと思うし、もう少し相手陣内、後半の最後の方はそうでしたけど、ああいう深い位置でボールを保持できるのが理想かなとは思います」との見解を示した。
その一方で、「監督やコーチ陣に要求されていることをやるのが仕事なので、今回は多くトライできたと思う」とも語り、「次の代表の時にどうするのか。また提示されたものを自分たちができるように、自分たちの個々のクオリティもまだまだ足りないなと思いますし、そこをしっかりやっていきたい」と、足元を見つめた。
決勝点が同僚のFWラファエル・ボレの豪快なオーバーヘッド弾だったことについても言及。「初めて見ました彼らのオーバーヘッド。フランクフルトでやってほしいですね」と語り、試合後に「言いましたよ、彼に。笑ってました(笑)」とのやりとりがあったことを明かした。
鎌田とボレが所属するフランクフルトは、31日に行われるブンデスリーガ第26節で、浅野拓磨が所属するボーフムとの対戦を控えている。
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By サッカーキング編集部
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