[写真]=金田慎平
日本代表は28日、キリンチャレンジカップ2023でコロンビア代表と対戦し、1対2で逆転負けを喫した。
守田英正(スポルティング)はボランチの一角として先発出場を果たし、78分までプレー。正確な右足のクロスで三笘薫(ブライトン)のヘディング弾をアシストした。逆転負けを受けて、守田は「戦術で何をするにしても、1対1で負けないことや球際で勝つこと。そういった部分で勝らないと勝てないし、その基準にならないといけない。もっとベースとして高めていかないと」とコメントした。
コロンビア戦でボランチのコンビを組んだのは遠藤航(シュトゥットガルト)ではなく、日本代表では主にトップ下を務めている鎌田大地(フランクフルト)だった。森保一監督や名波浩コーチからは「もっとボールを受けに行くこと、引き出す部分を要求された」という。「上下左右、自由に動けるので相手は捕まえづらかったと思う」と流動的なポジショニングで攻撃面で変化を加えた一方、「守備になった時にプレッシャーがかからず、1失点目もセカンドボールからの速攻で戻りきれなかった」と守備面では反省点も生まれた。「攻撃の循環は良かったけど、守備はまだまだできなかった」と振り返っている。
“第2次森保ジャパン”の立ち上げとなった3月シリーズは1分1敗で勝利なし。バングーナガンデ佳史扶(FC東京)ら新戦力のデビューや、課題となっていたビルドアップには工夫を感じられた。次回の活動は約2カ月半後の6月中旬となる。守田は「まだ何も決まったわけではないですし、持論ですよ」と前置きした上で、「リカバリーや(海外から)到着した日が違くて全体練習は少なかった。(日本代表候補となる)大枠の選手に対しては『次はこういうことをしたい』とか『こういうのもアリなんじゃないか』という議論やイメージの共有はできると思うし、来る前からイメージが湧いて共有もしやすくなる。面白いし、必要なことじゃないかなと思います」と代表活動前のコミュニケーションの重要性を訴えた。
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By サッカーキング編集部
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