日本代表を率いる森保一監督 [写真]=金田慎平
日本代表を率いる森保一監督が27日、キリンチャレンジカップ2023のコロンビア代表戦の前日会見に出席した。
“第2次森保JAPAN”の第一歩目と位置付けられる今回の代表活動。24日に行われたウルグアイ代表戦では、FIFAワールドカップカタール2022の時から選手たちが口にしていた「自分たちで主導権を握った戦い方」にトライしている印象を受けた。森保監督は「選手たちは非常に良い準備ができています。1試合目より2試合目を良くしようと、チーム全体でここまで良い準備してきました」と話す。「我々にとってホームの試合ですので、ファン・サポーターの皆さんに勝利を喜んでいただけるように戦うということ。見てくださるすべての方に選手の頑張りを感じていただき、日常の活力につなげていただけるような試合をしたい」と意気込んだ。
そのウルグアイ代表戦ではサイドバックの立ち位置や崩しのパターンなど、未完成ながらも日本代表として新たに取り組んでいる要素をピッチ上で発揮した。森保監督はウルグアイ戦を踏まえ「出場した選手たちのコンディションを考慮して、練習の中で強度を高めることはなかなかできませんでした」と前置きしつつも、「ピッチ上、ミーティングで戦術的に振り返りました」とコメント。ウルグアイ代表戦からの継続事項としてサイドバックが内側のポジションに入り、両ワイドの2列目が幅を取って攻撃に転じるパターンも徐々に整理している。一方で、「攻守が切り替わったときに何ができるのかも非常に大切にしなければなりません。ウルグアイ戦では保持の局面でより早く攻撃すること、相手が嫌がるようなことはできませんでした。より効率良くゴールに向かう、保持することができるようにと思っています」と、発展途上ではあるものの柔軟な戦い方を身につけていくことが必要だと話している。
「サイドバックが内側で受けることで、前線でより幅を使いながら、厚みをもって攻撃できる。幅も使えればより縦にも行けると思っています。相手にとっての難しい対応というところだけでなく、我々の選手たちにも難しいチャレンジしてもらっています。一方で、これだけをやるということではありません。ウルグアイ代表戦は前半終盤から後半は内側に入ることを意識しつつも、相手が対応してきた時はサイドバックが幅を取り、相手にとって嫌なポジションを取るということは選手たちが柔軟にやってくれました。将来的にサイドバックが内側を取ること、幅を取ることの両方を使い分けられるようにトライしていると考えていただければ。難しいことをやってもらっていると思いますし、チャレンジポイントとして『これをやる』と伝えているので、難しい中でも将来的にいろいろできるようにと考えてトライしています。できないからといって、うまくいかなかったからといって終わることではないです」
新しいやり方にチーム全体で取り組んでいく中で、注目したいのはメンバー選考の部分だろう。「今回取り組んでいることについて、ウルグアイ代表戦で得た成果と課題を抽出した中で戦うので、継続してチャレンジしていきたい」とあくまで“継続路線”であることを強調した森保監督は「基本的に選手起用はウルグアイ代表戦のメンバーを中心にと考えています。何人かは変えるつもりです」とメンバー選考の部分でも同様の考えを持っていることを明かした。
新型コロナウイルス感染症の陰性確認がとれず、チーム合流が遅れていたMF久保建英(レアル・ソシエダ/スペイン)も既にトレーニングで汗を流している。だが、森保監督は「本人はやる気満々だと思いますが、コンディション的にはチームの全体練習ができていない中でここまで来ています、なので、先発は難しいと思っています。途中から出ることも含めてフィジカルコーチとも話して、最終的に明日どうするかを決めたいです」と慎重な姿勢だ。最後尾の人選については「できればいろいろな経験の浅い選手に均等にチャンスをあげたい気持ちがありますが」と前置きしつつも、「今の段階では、明日の試合はダンを起用したいと思っています」とGKシュミット・ダニエル(シント・トロイデン/ベルギー)の連続起用を明言した。
対戦相手のコロンビア代表については「世界的に見ても力のあるチームで、世界のトップグループに入る力を持っています。過去に何度か対戦もしましたが、この試合に向けて分析している中では、局面において激しく厳しく守備をし、カウンターをベースにしながらも、中盤にボールを動かせる選手もいるチーム。警戒すべき点としては、まずボールの奪い合いのところからしっかり戦って、そこで保持率を上げることが大切。鋭いカウンターのところも気を付けないといけない」と語った。試合は28日、『ヨドコウ桜スタジアム』で19:20にキックオフを迎える。
【PR】「ABEMA de DAZN」で
日本代表戦を楽しもう!
「ABEMA de DAZN」は、ABEMAでDAZNスタンダードのコンテンツ(※)が視聴できるプラン。 Jリーグ、ラ・リーガ、セリエA、リーグ・アンなどすべてのDAZNスタンダードコンテンツがABEMAで楽しめる。
さらにW杯アジア予選は日本戦全試合を配信。特にアウェイゲームはDAZN独占配信のためお見逃しなく。
月額プランは4,200円(税込)、年間プランなら32,000円(税込)で月あたり2,667円(税込)とお得だ!
※プロ野球、DAZN LINEAR、追加有料コンテンツ(ペイ・パー・ビュー)は対象外。
- ① 「ABEMA de DAZN」の年間プランなら月あたり2,667円(税込)でお得!
- ② W杯アジア予選、Jリーグ、ラ・リーガ、セリエAなどコンテンツが盛りだくさん!
- ③ コメントしながらのライブ観戦、追っかけ再生、見逃し配信など楽しみ方も充実!
【PR】アウェイはDAZN独占配信!
アジア予選観るならお得なDMM×DAZNホーダイ!
「DMM×DAZNホーダイ」とは、DMMプレミアムとDAZNスタンダードをセットで利用できるプラン。
単体契約ならDMMプレミアム月額550円(税込)、DAZNスタンダード月額4,200円(税込)のところ、本プランなら月額3,480円(税込)だからとってもお得です。
W杯アジア最終予選の日本代表戦は全試合配信。アウェイ戦はDAZN独占配信のため、本サービスを契約して日本の勇姿を見届けよう!
- ① 「DMM×DAZNホーダイ」なら単体契約より月額1,270円(税込)も安い!
- ② W杯アジア最終予選やJリーグをはじめとする様々なスポーツ、アニメ・エンタメが見放題!
- ③ 新規入会月から最大3カ月間、「DMMポイント」を550ポイント付与!
By サッカーキング編集部
サッカー総合情報サイト