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2026年に向けた新たな船出…新戦力の活躍に森保監督「新しい風を吹き込んでくれた」

2023.03.24

 キリンチャレンジカップ2023が24日に行われ、日本代表とウルグアイ代表の一戦は1-1の引き分けで終了。試合後にテレビのインタビューに応じた森保一監督が、2026年に向けて新たなスタートを切ったチームの収穫と課題などを口にした。

 試合を振り返った森保監督は「勝てなかったのは残念ですけど、この悪天候の中でもスタジアムにお越しいただいたサポーターの皆さん、そしてテレビの前で応援してくださった皆さんに対して、選手たちが先制されても諦めないという気持ちで戦ってくれたと思います」と語り、選手たちが見せた姿勢を評価した。

 ワールドカップのメンバーを軸とした先発メンバーの選考に関しては、「W杯を経験した攻撃陣に、W杯を経験していなかったり、経験の浅いDFラインがどう関わっていくのか。チームの新たな融合というところでトライしました」と説明。その融合については、「課題はありますし、修正しなければいけないですけど、失点した後に崩れなかったという部分は、若い選手たちがメンタル面でのタフな部分を見せてくれたと思いますし、スタートとしては成功だと思います」との見解を示した。

 そして、この試合でトライしたサイドバックが絡んだビルドアップについても言及。「なかなか上手くいかなかったですけど、選手たちもやりながら工夫してくれて、良いリズムを作ってくれました」と述べた一方で、「ビルドアップはまだまだ課題ですし、奪ってから攻撃につなげる部分も合わないところがありました。守備の部分もボールを奪うところと、セカンドボールをもっと拾って試合をコントロールできるよう修正していければと思います」と、次戦を見据えた。

 また、交代直後に同点ゴールを挙げたMF西村拓真(横浜F・マリノス)に対しては、「サイドからはいいボールが入ってくると思うから、中で合わせられるように狙っていこう」と話していたことを明かし、「狙いを持って得点してくれたと思います」とコメント。さらに、「まだまだ経験の浅い選手ですが、ここから結果を出してチームに食い込んでいこうというギラギラしたものを出して、チームに新しい風を吹き込んでくれたと思います」と、新戦力の活躍に目を細めていた。

 日本代表は今後、28日にヨドコウ桜スタジアムで同じ南米勢のコロンビア代表と対戦する。

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